中山峠から中山
今日は、白州と武川境にあり、釜無川、尾白川、大武川に囲まれたごくごく低い山、「中山(888m)」に登りました。里山といっていいのでしょうか。戦国時代には砦であったといいます。
中山峠は台ヶ原から横手に抜ける峠、ほとんど車の通らないアスファルトの道路が越えています。白州町の立てた中山峠を示す標識の向こうで、朝陽にススキの穂がきらきら光っていました。
最初はけっこう急な山道でした。”遊歩道”という標示もありましたが、やっぱり山道という表現の方が適切かなと思いました。麓からはお祭りのたいこの音や花火の音が聞こえてきていました。しばらくゆるいのぼりおり二、三回で山頂(888m)に着きました。峠から山頂まで30分程でした。
山頂の展望台(鉄骨製で無粋なものですが)からは、前衛の黒戸山?の向こうに雪をかぶった甲斐駒が、そして反対側には頂が雲に隠れた八ヶ岳が見えていました。いつか登ろうと思っている鞍掛山、大岩山は木々に隠れてよく見えませんでした。
(左の写真は、朝中山峠へ向かう途中で撮りました。右から、日向山、鞍掛山、烏帽子岳、駒ヶ岳、黒戸尾根です。)
山頂から下る山道脇には、登るときには気がつかなかった赤い木の実が一杯で、落ち葉枯葉に映えていました。
(平成20年11月23日登る)
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