サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー

« 初日と初日に輝く盆地の周りの山々を眺めながら | トップページ | 梨木峠から八王子山そして湯村山へ »

2009年1月11日 (日)

山神峠を越えて 御弟子から折門へ

 旧古関小学校折八分校跡に立つのは何度目でしょうか。子どもたちが本校に通うようになった後も、平成17年まであったという校舎も今はなく、枯れ草が生い茂った空き地になっています。ここではしゃぎまわる子どもたちの楽しそうな大きな声が、見下ろす深い谷に響いていたのでしょうか。旧下部町誌を読んでわかるように、長い年月、ここで大勢の子どもたちが、先生たちといっしょに一生懸命学んでいたのです。
 ”ここに学校があった”・・・人々が子どもたちの成長、教育に寄せる大きな思いが強く感じられて、私は胸が締め付けられるのです。 Orikadofhujisan01

 これももう何度も拝ませていただいている道祖神様の前を、畑方向ではなく反対側右側に金網沿いに進みます。葦が少し繁っていますが乗り越えていくと、分校跡の顕彰碑(この碑文も旧下部町誌に載っています)を右に見てすぐ赤い鳥居の神社があります。神社の脇を道は登っていきます。ほんの少し、やはり葦が繁っていますが、道はすぐ昔の面影を残す峠道になります。
 枯葉が舞集まり歩きづらくなってはいますが、広く稲妻形に登る峠道は、昔はきっともっともっと歩きやすい道だったのでしょう。振り返ると富士が大きくよく見えました。朝、折門の子どもたちは峠を越えると、この富士を眺めて「さあ今日もがんばるぞ」と思ったことでしょう。
 峠には15分ほどで着きました。越えている峠の道の両側に神社がありました。折門峠大平山へ登る道もはっきり確認できました。峠の向こうへさんの「山神峠」という表示板もありました。しばらく休み、峠を下ります。Yamanokami01

 折門へ下る道もはっきりしていましたが、上から下りてくる小道、下へ下りていく小道が結構沢山ありました。人が歩いている道なのでしょうか、もしかしたら獣道かも?
 道は、新しい地形図の破線道のように、しばらく行くとはっきりわからなくなってしまいました。いくつかある踏み跡らしきところを進みます。葦の間を通り越すと、畑か住居跡かと思われる広い斜面に出ました。少なくとも人の営みがあった場所です。辺りを少し歩きまわると、墓地に行き着きました。一番新しそうなお墓(墓誌?)には、「昭和45年春彼岸」とありました。
 さらに辺りを歩き回りました。山の上の方から山道が下ってきているのが確認できました。きっと折門峠から下りてくる道だろうと思いました。その道の脇に、石仏と出征兵士を弔った立派なお墓がいくつか立っていました。Kamiorikado01

 ここら辺りが上折門で、もっと下ると下折門があるのだろうと思いましたが、道がはっきりわからず、あまり谷に下りると戻るのにやっかいだと、結局峠へ戻ることにしました。来た方向に少し進むと道もはっきりしてきてもとの峠道に戻ることが出来ました。
 
 帰って来て古い地形図などをもう一度よく見てみると、山神峠から下ってきて少し左谷沿いに下りると上折門があり、さらに今度は右沿いに少し下ると下折門があるのではないかと思いました。後の祭りです。
 でも折門の子どもたちが毎日登下校で歩いた道を自分も大部分歩き、確かめることが出来よかったなと思いました。 

 いずれにしてもこの折門の集落跡には、いつかもう一度訪ねてみたいと思いました。

                                                              ( 平成21年1月6日歩く )

« 初日と初日に輝く盆地の周りの山々を眺めながら | トップページ | 梨木峠から八王子山そして湯村山へ »

里山のこと」カテゴリの記事

峠を行く」カテゴリの記事

教育・学校」カテゴリの記事

コメント

 さっそくコメントをいただきありがとうございます。 今回は折門の集落跡まで行けなかったのですが、また次の機会に絶対訪ねようと思っています。天狗岩、峰山の集落と結びつけてとも思っています。
 「花のひかり」さんのホームページもよく拝見しています。さっそく折門の記事も拝見しました。
 先日の「峠の向こうへ」さんの記事の中で「つね泣き峠」が出ていて、懐かしく思いました。小菅に勤めていた頃、村の方々からよく聞かされた昔話です。いつか訪ねてみたい峠の一つです。

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。

山神峠から折門への道、懐かしく拝見しました。
子供達が登り下りして学校へと通った道。
これぞまさに「登下校」ですね!

『花のひかり』さんというホームページの最新の更新で
上折門、下折門訪問の様子がアップされています。
廃屋の姿など見ると郷愁を感じます。
是非また訪れてみたいエリアです。

今年も山梨の峠をひとつでも多く歩けたらと思います。
といいつつ、新年最初の峠は静岡の峠でしたけど・・・
それでは、また~。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 山神峠を越えて 御弟子から折門へ:

« 初日と初日に輝く盆地の周りの山々を眺めながら | トップページ | 梨木峠から八王子山そして湯村山へ »

お薦めサイト

山と山の花セレクション

  • マツムシソウ
     山登り山歩きの折、撮りためて来た写真を主に「山と山の花セレクション」をまとめました。ご覧ください。

続 山と山の花セレクション

  • ミヤマシャジン
     山歩きの折に撮った山と山の花の写真・・・「続 山と山の花」です。ご覧ください。
2021年3月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

にほんブログ村ランキング参加中