阿刀田高「影絵の町」を読む
山梨県立図書館に行った。阿刀田高が館長になったということで「阿刀田館長関連資料コーナー」があった。コーナーに並べてあった「影絵の町」を借りて来て読んだ。
とても読みやすく面白く、あっという間に読んでしまった。最近は、本はちょっと読み始めてもすぐ飛ばして途中を読んだり、最後を読んだりという様な読み方をすることが多いのだが、珍しく最初から順番に最後まで読み切った。短編集だからかなとも思うが・・・。
私の読書ノートをみたら、阿刀田高の本も結構沢山読んでいた。なんとこの「影絵の町」を手始めに、「風物語」「待っている男」「早過ぎた予言者」「迷い道」「だれかに似た人」「花惑い」「夢判断」「仮面の女」「異形の地図」「黒い箱」「危険信号」「面影橋」の13冊。
阿刀田高の本は、以前読んだことがあるなという程度の記憶だったが、こんなに読んでいるとは思わなかった。まあ、読んだことも、もちろん中身もほとんど覚えてていないということになるが・・・。
せっかく県立図書館の館長さんになってくれたのだから、これを機会に阿刀田高をまた読んでいこうかなと思ったのだった。
「影絵の町」 阿刀田高著 角川書店 昭和62年2月5日
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