「ミスミソウ」「セツブンソウ」を撮る
しばらく前、新聞に市川三郷町のセツブンソウの記事があった。何時か写真を撮りに行きたいと思っていたのだが、今日は昨日まで強かった風もなく穏やかな天気になったので、思い切って出かけて来た。
だいたいの見当はつけたつもりで、身延線芦川駅側から県道を芦川沿いに走ったのだが、結局よくわからず精進湖線右左口トンネル出口あたりまで行ってしまった。
これは行き過ぎだとUターン、これじゃまた芦川駅へ出てしまうと思うぐらい戻ったところで、カメラを肩に歩いている方を発見。聞くとはっきりは応えてくれないが「今から私が行きますが、よかったらいしょにどうぞ。」と言ってくれた。
芦川を渡り狭い車道を少し登ったところを左の山道に入る。ちょっと下ったところに、ミスミソウの看板があった。これでは、県道を走っていたのでは絶対わからないはずだ。
案内してくれた人に御礼を言って、辺りを見渡すと、今が盛りなのだろうかミスミソウがいっぱい咲いていて嬉しくなった。他ににも写真を撮っている人が数人いた。山の斜面を滑りそうになりながら夢中で写真を撮った。もちろん花を踏み付けないよう気をつけながら。
一通り花の写真を撮ってホッとしていると、近くで二三人の人が花の写真談義。「セツブンソウ・・・」というようなことを言っていたので聞いてみると、セツブンソウは県道をさらに2~3㎞ぐらい行ったところだという。
「私が、今から行くから後をついてきたら。」ということで、今度はセツブンソウを撮りに向かう。
「前は、道路沿いに看板があったんだけど今日はないね。」といいながら場所を教えてくれた。ああやっぱりこれでは教えてもらわないと分からないなと思ったのだった。
やはり、ここでも写真を撮っている人がいた。ミスミソウもセツブンソウも女の人が好きな花でよく撮影しているとか。ここのセツブンソウは、もうどうも終わりのようだったが、それでも少し撮影が出来てよかった。
地元の人もよく花の写真を撮る人も乱獲のふとどきものがいるということで、場所をどうも積極的には教えないようだ。
今回は、何か忙(せわ)しく写真を撮ったこともあってなかなか上手い写真が撮れなかった。場所も分かったので、来年あらためてゆっくり余裕を持って写真を撮りに来ようと思ったのだった。
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