霧ヶ峰「コロボックル・ヒュッテ」のこと
私の部屋の書棚に平凡社発行の新版「邂逅の山」がある。もうずいぶん前に買い、チラチラッと読んでそのまま他の山の本と一緒に本棚に並べてあった本である。この本を書いたのが、手塚宗求さんで「コロボックル・ヒュッテ」の創設者だ。改めてこの本を通して読んだ。
この「コロボックル・ヒュッテ」を実際見たのは今回(6月14日)が初めてであるが、もしかしたら私が山を頻繁に歩くようになったのは、この「コロボックル・ヒュッテ」の辺りが写っている霧ヶ峰の写真をずいぶん前見たからかもしれないと思う。
今回霧ヶ峰を歩いた時に撮ったのが下の写真だが、この写真と同じような白黒の写真が何かの本に載っていたのだ。上に書いた「邂逅の山」ではない。どの本に載っていたのか定かでないが、正にこの写真と同じような写真であった。不思議と心惹かれ、山へ憧れの思いがより一層強くなったのだった。
<蝶々深山から車山湿原方面に下ったところから車山肩方面を撮った写真である。中央右の林の中に「コロボックル・ヒュッテ」がある。>
「新版 邂逅の山」 手塚宗求 平凡社 2002年8月10日初版第一刷
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