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2019年1月24日 (木)

芦川南陵「栂の峠(地蔵峠)」「大平山」に登る

 <甲府盆地のまん真ん中”中郡(なかごおり)”の私の生家に行く時に南方に見える芦川北陵南陵の山々、その南陵の中央部大平山の東の弛みにある栂の峠(地蔵峠)に見えるはずの”栂の大木”が最近見えなくなって、気になっていた。それを確かめるべく、久しぶりに「栂の峠」とその近くにある「大平山」に登った。この辺り折八地区は10年ぶりの訪問であった。>

【山行日】 平成31年1月22日(火)
【 天 候 】 晴れ
【コースタイム】
 甲府=中部横断道六郷IC=久那土=林道折八古関線=古関小中学校折八分校跡10:00-10:25山神峠-11:00折門峠-11:15栂の峠11:25-11:40折門峠-11:50大平山12:20-山神峠-13:10古関小中学校折八分校跡=甲府    ( =~車 -~歩行 )
【 主に参考にした資料 】
 「 1:25,000地形図 市川大門」 平成18年11月 国土地理院
 「 甲斐の山山 」 小林経雄 平成4年3月 新ハイキング社
 ホームページ「峠のむこうへ」 (現在は閉鎖)

<浜集落から古関小中学校折八分校跡へ>
 浜集落から林道折八古関線に入る。すぐ「師道の鑑」の碑がある。(今から行く山の中腹御弟子の集落の林道沿いにあった古関小中学校折八分校に長い年月お勤めした今福清輝先生の顕彰碑である。)

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 これから先は、一本道の林道で迷うことなく道なりに進む。道は山の中腹を曲がりくねって進む。左側には峰山の天狗岩が大きく見える。これから進む林道が、遙か向こうに見渡せる場所がある。富士山が大きく見える場所も。

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 まもなく古関小中学校折八分校跡だ。林道を挟んで反対側に車5~6台は駐められる駐車場がある。分校があったころ、先生方や来校者が車を駐めたのだろう。(もしかしたら分校閉校後に林道は開通し、駐車場が出来たのかもしれない。)

<分校跡から山神峠へ>
 林道のすぐ上にある双体道祖神の脇を通り、山神峠に向けて登り始める。ジグザグの登り易い峠道のはずだが、以前より更に荒れて登りにくくなっている。沢山の枯れ葉に埋まった山道は登り難いことこの上なく、脇の方を登った方が登り易いところもあった。
 程なく、山神峠だ。以前と余り変わらず二棟の神社らしきものの間を折門集落への道が通っている。峠から今回は折門集落跡の方へはいかず、直接折門峠に向かう。

<折門峠>
 尾根伝いに所々ピークを迂回しながら30分余り登ると折門峠だ。折門峠に10年前にはまだあった木のベンチは、朽ち果てたのか既になかった。折門や御弟子集落から登ってきてほっとする場所だ。峠を示す看板を見て、ここからまず栂の峠へ向かう。

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<栂の峠の大栂の木が・・・>
 10分ほど下って栂の峠(1,095m)。峠のかなり手前から、栂の木が見えた。ああよかった、まだ栂の大木は健在だと一瞬思った。ところが近づくと大変なことになっていた。
 栂の木の幹の半分ぐらいから上が折れて、近くに転がっていた。ああ、やっぱり昨夏の台風で折れておれてしまったのだ。近くの看板には、樹高16.3mだったとあるのだが、おれて樹の高さは、6~7mになってしまったのだ。これで盆地の方からは見えなくなっていたのだ。痛々しい栂の木をしばらく眺め続けた。

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 幹の半分位が残っているので、またいつ時の日か盆地からも見えるぐらいに大きく伸びて、前と同じように大栂の木になっていくだろうと思いながら峠を後にした。

<大平山>
 折門峠まで戻り、今度は大平山へ登る。尾根伝いに直登、10分ほどで頂上(1188.3m)に着いた。以前に比べ南側の木々が切り払われたようで、富士山が真ん前にビックリするほど大きくよく見えていた。
 ずっと以前この大平山登り口に、大平山の富士山の眺めを絶賛していた手作りの板の看板があったが、その人が眺めた富士山はこんな感じだったのだろうと思ったのだった。

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 真冬にもかかわらず、快晴で穏やかな天気・・・頂上で富士山を眺めながらの昼食・・・久しぶりに歩いた山での至福の時・・・。

<子供たちが通った道>
 下りは折門峠をあっという間に通り過ごし、尾根を走るように山神峠まで下った。そして峠からは、折門の子供たちが学校に向かった道をゆっくり下った。木々の間から富士山を眺めながら、元気に学校へ通う子供たちの姿が動画のように脳裏に浮かんだ・・・。
 校舎のあった台地は、大きく伸びた枯れ草で埋まっていた。もう山に戻ったといってもいいかもしれない。

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 道路際に新旧二つの学校跡の碑が建っていた。新しい碑には、かってこの場所にあった校舎の写真が刻んであった。この新しい碑が、あったかく差し込む陽に寂しく輝いていた。

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*是非お読みください
  栂の老大樹(平成16年8月15日の記事)

  遠い山の向こうの知らない町よ(平成18年1月4日の記事)

 こちらも
      ブログ;「山梨の山歩き峠歩き古道歩き」
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八坂峠・折門峠・山神峠をめぐって
            古関小学校折八分校へ子どもたちが通った峠道・・・

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コメント

 再度コメントありがとうございます。

 若い頃、富士山に登ったことがあります。今でいう弾丸登山でした。朝登り始め、夕方遅く五合目に下り着きました。若いから出来た無謀な登山でした。

 眺める富士山、遠くから見る富士山でいいのかも知れません。山梨百名山など私が登るほとんどの山から富士山が見えるのです。
 絵のようなよく見る写真のようないわゆる富士山でなくとも、そこでしか見ることの出来ない個性的な富士山も素敵です。

 是非また山梨にお出で下さい。

Tsukaさま、写真集、実現したら購入させてください!

私は、息子が甲府に住むまで、富士山を見たことがありませんでした。しかし、山梨に行って、初めて富士山を目にしたときの感動は、忘れられません。
夫と、「日本人のDNAの中に富士山への憧れは確実に組み込まれているよね」と話をしました。

こんな事を書いていたら、春にも時間を作って甲府に行きたくなりました。車でも行けるかなあ~。


 コメントありがとうございました。

 富士山は小さい頃から見慣れていて余り感動がありませんでした。余りにも形が整ってい過ぎです。

 でも、年をとって、特に山へ登るようになって、どこからも見える富士山にだんだん感動を覚えるようになりました。

 やっぱり富士山は素晴らしい山です。今まで撮りためた写真を使って「里から山から眺める富士」の写真集を作りたいです。

Tsukaさま、おはようございます。
なんて、きれいな富士山!
心が洗われるようです。
ちょっと気分が落ち込んでいた1週間でしたが、元気が出てきました。
山梨から見る富士山は、完璧なシンメトリーですね。

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