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2019年4月の7件の記事

2019年4月30日 (火)

今日も峠を行く 迦葉坂を越えて

<天正10年(1582年)3月、織田信長の侵攻で武田勝頼は天目山で自害し、これで信虎、信玄、勝頼と三代続いた武田氏は滅亡した。その後、甲斐は信長の領地となるが本能寺の変で信長が亡くなると、天正壬午の乱を経て徳川家康が支配することとなる。・・・この時代、徳川家康が駿河から甲斐へ入るのに、中道往還迦葉坂を越えた。織田信長も甲斐侵攻の後この峠を越えて帰還したという。>
 
 中道往還迦葉坂を越えるのは、私は何度目になるだろうか。この日は、ちょっと肌寒い曇天の下だったが、精進湖線右左口トンネル甲府側の入口から峠道に入り、新緑美しい迦葉坂を歩き越えた。何ヶ所か道が崩壊し、歩くのに厳しいところがあるにはあったが、全体的にはつづら折りに登る峠道はとても登りやすかった。

 あちこちに馬頭観音や千手観音などがあり、往時を偲ばせる。多いところでは、10mも歩くと次の石仏があった。これほど石仏の多いのは、いにしえの多くの人々が歩き越え、しかも登り下りがとても辛い峠道だった証拠だ。

 以前この時季に歩いた時には、フデリンドウやカタクリ、イカリソウがいっぱい花開いていたのに、今回は残念ながら見られなかったのが残念だった。


<峠道に入って始めてあった馬頭観音像>
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<峠道脇にはヒトリシズカがいっぱい咲いていた>
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<千手観音像もある>
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<多くのいにしえ人が越えた迦葉坂の峠 この右側には徳川家康が休んだ東屋があったという平地がある>
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<峠の両側ちょと高いところには石の祠があった>
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<峠道は所々石畳になっている 脇には苔むした石垣がある>
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<峠を越えて下りきった道には、ウツギが咲いていた>
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 (まもなく平成が終わる 平成31年4月27日土曜日歩く)

2019年4月29日 (月)

こんなところに甲府城お堀跡(その18) 深町河岸跡付近から北へ向かう三の堀跡

<日本百名城に数えられる「甲府城(舞鶴城)」には、お堀が鍛冶曲輪の南、遊亀橋両側に残存する。これが内堀の一部で甲府城で残っている唯一のお堀らしいお堀である。甲府城には一の堀(内堀)、二の堀、三の堀があったが、そのほとんどが埋め立てられ当時の様子を知ることは出来ない。それでも、普段よく行っている場所、よく通っている道路の脇など思いがけないところに、川になったり、ちょっとした溝、側溝になったり、また暗渠になったりで、甲府城のお堀跡が市内各地に残っている。>

 山梨学院大学の広いキャンパス南側に新しい広い道路が東西に走っている。和戸通り東部市民センター交差点から、西に延びる城東バイパス(都市計画道路和戸町竜王線)だ。この道路が身延線を高架で越え朝気一北の交差点を過ぎ100mばかり進むと、濁川沿いの狭い一方通行の道路になってしまう。この道路が更に西進し連雀通りとなり市街中心部に向かうのである。知る人ぞ知る渋滞道路を避ける抜け道だ。今、この辺り、城東バイパスを中央四丁目交差点、平和通り相生交差点につなげる工事の真っ最中である。この辺りの濁川、三の堀の景観もまた大きく変わっていくだろう。(現にもう濁川沿いにあった笠森稲荷大神社は、近くに移転してしまった。)

 さて、城東バイパスが濁川沿いの狭い一方通行の道路になって、300mばかり西に進むと左にクランクした濁川に架かった橋を渡る。この辺りが濁川深町河岸跡である。ここの橋を渡ったところ右側を北に向かう狭い道路がある。その脇に甲府城三の堀跡がある。もうお堀というより側溝といった方が当たっている。若松町辺りから何度かクランクし北に進んできた三の堀がここにつながるのである。この堀跡は、このまま北に進み教安寺の西の外れを通り城東通りを暗渠で潜り、中銀東支店の駐車場辺りを北に向かうのである。

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<濁川から分かれ、北へ向かう三の堀跡。遠くに見えるのは愛宕山だ。橋のたもとで北方向を撮っている。>

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<小橋南からやはり北方向を撮っている。三の堀が橋の下を通って右側へ進み、濁川になる。三の堀は、橋左側をまっすぐ向こうへ行く道路の脇の側溝となっている。>

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<深町河岸跡付近で三の堀から分かれ、東に向かう濁川。都市計画道路和戸町竜王線の工事が始まっている。河を渡る古い小さな橋が沢山連なっていて生活感一杯だったが、この辺りももうすぐ一変する。>

 <参考文献> 「平成甲府城下町絵図」 山梨県埋蔵文化財センター

2019年4月19日 (金)

甲府和田峠のイチリンソウ 千代田湖白山のイワカガミ 

 甲府和田峠を市内から上って行って、頂上までのちょうど中間辺り、車道が大きく左へ曲がるところに車が2台ほど駐められる広場があります。ここから小松山へ向かう山道を20~30m入ったところの小谷沿いにイチリンソウの群生地があります。山道沿いに一面イチリンソウが咲いています。

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 イチリンソウ群生地のちょっと手前には、ホタルカズラが咲いていました。これは私は始めて意識して見た花です。ちょっとどぎつ過ぎる青ですが綺麗です。
 (『湯村山の花~2008~』【輿石恒彦・睦子 武田の杜管理事務所 2009年11月発行】に次のような記述があります。「・・・日当たりの良い草地や林縁に生える多年草で・・・つるで横にはって広がり、花茎は立ち上がって10~15㎝ほどになります。・・・花の色を蛍の光に例えたのが名の由来です。」)

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 イカリソウは、この近辺の山あちこちに咲いています。花の最盛期は若干過ぎているかも知れません。

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 平日でも釣り客で賑やかな千代田湖畔からわずかに登ったところに、こんなに可愛いイワカガミが密かに咲いているとは。湖畔の広場に車を駐めて白山に登り始めてすぐイワカガミの群生地があります。
 先日来たときは咲き始めでしたが、今日は満開でした。今日も思ったのですが、無意識に通ると見落とすのではないでしょうか。あまり目立たないのです。眼を凝らして辺りを見渡すとイワカガミがいっぱい咲いているのに気づきます。
 (『湯村山の花~2008~』の記述から 「・・・低い山地に生育しているものをヤマイワカガミといいます。特に山梨県には千代田湖付近、桂川、富士川流域等に多く生育しているところからカイイワガガミと呼ばれています。・・・)

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2019年4月12日 (金)

今日も峠を行く 芦川北陵「桜峠」

<「桜峠」という峠は、全国にいっぱい、山梨県内にも何ヶ所かあるようだ。櫛形山の池の茶屋小屋から登ったところの桜峠は実際私も登ったし、山梨市の八幡山の近くにもあるとのこと。今回私が登った「桜峠」は、市川三郷町の大塚、みたまの湯の南の山の尾根、芦川北陵にある峠だ。もう、何回登っただろうか。>

【 歩 い た 日 】 平成31年4月9日(火)
【コースと時間】 歌舞伎公園駐車場9:30-9:35「山の先生・丹沢正作」記念公園-10:00作業小屋-10:05池-10:20竜ノ口坂峠-10:45浅間山三角点(593.9m)-10:50林道桜峠-10:55桜の丘・桜峠12:00-峠北側に峠道を下る-12:10林道を横切る-旧地形図破線の小尾根を下る-12:15石仏-12:25林道-12:28反対側の小尾根で石仏2体を見る-再び林道へ-林道広場-林道を下る-12:45林道ゲート-農道-みたまの湯西側坂道を下る-13:30歌舞伎公園駐車場

<歌舞伎公園から さあ桜峠へ>
 歌舞伎公園駐車場に車を駐め、広域農道を10mも西に歩くと、「山の先生」記念公園への入口がある。舗装された坂道を50~60m登っていくと藁葺きの小屋があり記念碑が建っている。碑文を読む。この「山の先生・丹沢正作」も大変興味を引く人物で、何時か詳しく調べたいと思っている。宿題だ。

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<『甲斐国志』にある「滝ノ口坂」>
 この公園からすぐ山道に入る。地形図の破線の道だ。以前登った時と同様、枯れ落ち葉に埋まった山道が続く。山道脇に、可愛いスミレ、フデリンドウ、ヒトリシズカが咲いていた。

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『甲斐国志』に【竜ノ口坂(タツノクチサカ)】 「大塚村ノ西ニアリ 此ノ下ニ 三丁六段歩許リノ池アリ・・・」とある池に、今回も山道から下ってみた。直径50~60mぐらいの池だが、水は中心部分に水たまりのようにあるだけだった。竜ノ口坂と思われる峠状のところを通り過ごし、進む。

<浅間山三角点>
 昔、畑だったという広い尾根に登り着く。以前ここを歩いた時は、一面ヨシの原で道などわからない時もあったが、今回はもう遊歩道という感じで巾2m位の平らな道が続いていた。眺めもよくなり、浅間山三角点(593.9m)もすぐ見つかった。

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ここの北側の森が、私が小さい頃麓(旧中巨摩郡玉穂村)から眺めたとき、ライオンや猫のように見えたところだ。今は、何にも見えない、山の上の森にしか見えない。

<桜峠の桜>
 三角点からは下りになり、まもなく林道桜峠だ。みたまの湯から車だったら15分もあれば着いてしまうが、今果たしてここまで走れるかどうかは不明。私がここへ来た始めの頃からあったトイレのようなプレハブの建物の裏の坂道を登る。さあ、桜はどうだろうか、期待が高まる・・・ああ、桜が咲いている。期待したとおりだ。
 私はまた静かに桜の丘の桜を愛でることが出来た。しばらく桜の写真を撮り、正真正銘の桜峠まで下ったりその辺りを歩き回った。うれしいことにホームページ”峠の向こうに”の作者千田さんが設置した木の標が大分朽ちていたがまだ残っていた。峠の石の祠も元通りに鎮座していた。

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 桜の丘に戻り、桜の下で、おにぎりを食べゆっくり休憩する。至福の時だ。桜の花びらが風に吹かれて、芦川の谷の方へ舞い散っていく。桜の花の向こうには、富士山が頭をちょっと覗かせていた。西の方には雪を被って真っ白な南アルプスの山が見えた。

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<桜峠から昔の峠道を下る>
 今日の目的の桜峠の桜を十分楽しみ、下りに向かう。桜峠を北西へ下りすぐ石仏を見、林道を横切り、以前下ったことのある小尾根に入る。尾根筋にはかすかに踏み跡がある。そしてすぐ右下をもう廃道になったような古い道が尾根と並行して下っている。木々に行く手を阻まれることも多いが、何とか踏み跡を辿りながら下ったところでまた石仏を見る。「 天明・・・二月吉日」と読める。

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ほとんど人が通らない廃道の峠道を下っている私を見守ってくれていらっしゃる石仏さんに感謝、手を合わせる。踏み跡薄い峠道に、思いがけずシュンランが咲いていて写真に撮った。

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 小尾根からいったん林道に下り、反対側に上った尾根(小丘)に2体の石仏を見る。昔の峠道にあったものか、ごく新しいものなのかわからないが、こんなところにも石仏があるのだ。
 2体の石仏を見てすぐまた林道へ下る。少し先の林道脇の広場(土砂置き場)からさらに旧道(破線の道)を下ろうとしたが、ちょっと進んだところで踏み跡もなくなったので、無理をせず林道を下ることにした。

<甲府盆地の眺め>
 ちょうど桜峠林道が始まる地点に、獣除けのゲートが設置されている。ここから先はもう畑で、桃の花の向こうに甲府盆地の眺めが素晴らしい。みたまの湯へ行く林道から右へ外れ、ゆったりとした気持ちで、広がる畑の中の舗装された農道を下った。途中ここでも桜が咲いていて、桜の向こうに北岳が雪を被り、鳳凰三山が見事に眺められた。広域農道へ下り着いた。

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 広域農道を20分ほど歩き、歌舞伎公園到着。

<満足満足の桜峠の花見>
 歌舞伎公園から登り、浅間山を経て、桜峠へ、桜峠から古い峠道を下った。今日も桜峠の見事な桜をみることができ、満足満足であった。


 こちらも是非お読み下さい
     →  桜の花びら舞う桜峠へ (平成22年4月13日の記事)

2019年4月10日 (水)

甲府城追手橋の擬宝珠

 山梨県立博物館で開催されている「県都甲府の500年」展を見に出かけた。甲府城が今年2月26日に国史跡に指定されたこともあり、特に甲府城関係の展示に注目して見学した。
 その中でも特に私が注目したのが、甲府城追手橋の擬宝珠である。以前、仕事でも趣味のアマチュア無線でも大先輩である沼上順治氏から「お城の橋の擬宝珠を作ったのは私の祖先だ。」と聞いたことがあったからである。
 その実物を見たが、結構重量感があり思っていたよりより大きいものであった。多分常に磨き保管してあったのだろう、真鍮色に輝いていた。この擬宝珠がついた橋を、大勢の武士たちが渡り登下城したのだろう。また時代が流れて、城内にあった甲府中学校(現在の甲府一高)の学生たちが渡って通学していたのだ。
 作者は沼上源蔵藤原巻次で、作られたのは宝永7(1710)年とあった。2点が甲府一高、1点が県立考古博物館に保管されているという。
 最近は、写真撮影可能の美術館博物館など増えているので、係の方に撮影可能かと聞いたが、不可ということで残念。ま、実物を見たのだからよしとした。

2019年4月 9日 (火)

千代田湖のイワカガミとヒカゲツツジ

 甲府千代田湖の湖畔から白山へ登る山道にイワカガミがいっぱ咲く場所がある。車が頻繁に通る湖畔の舗装道路からわずか10m20m登った、え~こんなところにというところだ。
 だが、普通に無意識に登っているときっと見落とすだろうと思う。注意して見まわすとあちこちに咲いているのを見つけることが出来る。今回は時期的には少々早く、イワカガミの咲き始めという感じだった。

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 同じ場所にヒカゲツツジがわずかだが咲いている。こちらもよく見まわさないと見落とす。ヒカゲツツジの木は結構沢山あるようだから、何時の日かもっともっと沢山のヒカゲツツジの花々を見ることが出来るかもしれない。

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2019年4月 1日 (月)

こんなところにカタクリの花

 甲府千代田湖から和田峠をちょっと下ったところに、カタクリの群生地があります。こんなところにカタクリの花が咲いていると思うようなところです。甲府市街へ下る広いアスファルト道左側の小さい沢のほとりと、その道路を挟んで反対側の側壁の上の山の中です。
 この説明では、場所はどこかよくわからないかもしれませんが、それでいいと思います。地元の人に聞いたり自分で苦労して探して見つけるのがいいのです。花への愛おしさが増すのです。群生地には、「花を盗らないでください 荒らさないでください」と看板が立っていました。
 道路の側壁山の上の場所は地元の人に教えてもらったところですが、今日は二輪咲いているのを見つけました。その辺りにはカタクリの葉っぱがいっぱい。今のところ葉っぱだけですが、この先何年か後には、ここにもカタクリの花がいっぱい咲くだろうと楽しみになったのでした。

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 下の写真が、道路反対側側壁の上の山の中に咲いていたカタクリ二輪の内の一輪。何年か後にはこんなカタクリの花がこの辺りいっぱい咲くのが楽しみです。

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 こちらも是非ご覧を! → 春の妖精「カタクリ」のこと  (平成29年4月27日の記事)

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山と山の花セレクション

  • マツムシソウ
     山登り山歩きの折、撮りためて来た写真を主に「山と山の花セレクション」をまとめました。ご覧ください。

続 山と山の花セレクション

  • ミヤマシャジン
     山歩きの折に撮った山と山の花の写真・・・「続 山と山の花」です。ご覧ください。
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