甲府和田峠のイチリンソウ 千代田湖白山のイワカガミ
甲府和田峠を市内から上って行って、頂上までのちょうど中間辺り、車道が大きく左へ曲がるところに車が2台ほど駐められる広場があります。ここから小松山へ向かう山道を20~30m入ったところの小谷沿いにイチリンソウの群生地があります。山道沿いに一面イチリンソウが咲いています。
イチリンソウ群生地のちょっと手前には、ホタルカズラが咲いていました。これは私は始めて意識して見た花です。ちょっとどぎつ過ぎる青ですが綺麗です。
(『湯村山の花~2008~』【輿石恒彦・睦子 武田の杜管理事務所 2009年11月発行】に次のような記述があります。「・・・日当たりの良い草地や林縁に生える多年草で・・・つるで横にはって広がり、花茎は立ち上がって10~15㎝ほどになります。・・・花の色を蛍の光に例えたのが名の由来です。」)
イカリソウは、この近辺の山あちこちに咲いています。花の最盛期は若干過ぎているかも知れません。
平日でも釣り客で賑やかな千代田湖畔からわずかに登ったところに、こんなに可愛いイワカガミが密かに咲いているとは。湖畔の広場に車を駐めて白山に登り始めてすぐイワカガミの群生地があります。
先日来たときは咲き始めでしたが、今日は満開でした。今日も思ったのですが、無意識に通ると見落とすのではないでしょうか。あまり目立たないのです。眼を凝らして辺りを見渡すとイワカガミがいっぱい咲いているのに気づきます。
(『湯村山の花~2008~』の記述から 「・・・低い山地に生育しているものをヤマイワカガミといいます。特に山梨県には千代田湖付近、桂川、富士川流域等に多く生育しているところからカイイワガガミと呼ばれています。・・・)
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コメント
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T sukaさま、お久しぶりです。お元気でしょうか。
新しい学校は素直な子たちと温かい保護者に恵まれ、どうにか働いています。まだ慣れないこともありますが、時間が解決してくれることでしょう。
ただ、若い人が多いためか、皆さん8時9時まで働いていらっしゃるようです。働き方改革の真逆をいっているような学校ですね。私は6時には、帰っています。(o^^o)
十連休もお城に出勤されているのでしょうか。
投稿: らぶ | 2019年4月29日 (月) 午前 10時41分