こんなところに甲府城お堀跡(その25) 二の堀跡が「濁川」
甲府城三の堀跡の南側から東側一部にかけて、今は「濁川」になっているということは、今までこの「こんなところに甲府城お堀跡」シリーズで何度も述べてきた。ところがビックリすることに、なんと二の堀跡も一部「濁川」になっているのだ。
共立病院北側に残る二の堀跡については何度もこのシリーズで取り上げ、最近この二の堀跡に「新青沼橋」が架かったことを報告した。この新青沼橋を更に詳しく探索したところ、その橋の欄干に「濁川」という銘板が取り付けてあるのだ。この辺りの二の堀跡が、今は正式には一級河川の「濁川」になっていると知って本当にビックリした。
そういえば、いつだったか甲府駅北口から武田通りを100mばかり上ったところに見られる二の堀跡についても「ここも濁川なんだよ」とフィールドワークの講師が話していたことを思い出した。もしかしたら今残っている二の堀跡は、ほとんど全部が「濁川」になっているのかもしれない。確実なところをさらに調べていきたい。
<新青沼橋に取り付けられている「濁川」の銘板>
<こちらは「新青沼橋」の銘板>
<新青沼橋を西側から見ている 橋は右隅人が歩いているところ>
<新青沼橋を東から見ている 二の堀跡が若干右に曲がり新青沼橋を潜る>
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