甲斐百山「醍醐山」に登る
【山行日】 2020年5月28日(木)
【天候】 晴
【コースタイム】
JR身延線甲斐常葉駅(9:35)~「是より山道」登山口(9:45)~鳩打峠(10:15-10:20)~五老峰展望台(10:35)~醍醐山山頂(11:15-11:40)~大子集落(12:05-12:15)~下部側登山口上の平集落(12:40)~下部駅(12:50-13:00)~甲斐常葉駅(13:35)
【参考にした資料 】
「 1:25,000地形図 切石 」 平成11年1月 国土地理院
「 甲斐百山 」日本山岳会山梨支部 令和元年12月
「 甲斐の山旅・甲州百山 」山村正光 他 1989年10月 実業之日本社
甲斐常葉駅から歩いて10分ほどで、「是より山道」と彫ってある石物がある。醍醐山登山口だ。なかなか味のある古そうな石で、これからいよいよ、がんばって登るぞ!という気持ちになった。
檜林の中の山道をゆっくり登る。林の中に土塁のような山道が出てくるとすぐ先が鳩打峠で、ここでこの下鳩打トンネル脇から登ってくる登山道が合流する。以前醍醐山へ登ったときは、この山道を登ってきたのだ。
五老峰展望台を過ぎ、右手下にブースターアンテナ群を見て通り過ぎる。このアンテナは今も使われているのだろうか。ここを過ぎると、すぐ醍醐山山頂(634.8m)だ。四捨五入すると635mでムサシにならない(^0^) 東屋があり、早めの昼食を食べる。山登りはいつもそうだが、この時が至福の時。
下山は前回はここから鳩打峠の方へ引き返したが、今回は下部駅方面へ下る。まもなく大子峠の下にある大子集落だ。何軒かの集落だったようだが、廃村のようだ。しかしどうも一軒だけはどうも人が住んでいるようでもある。ありがたいことに「トイレをお使いください。」の張り紙がしてあった。心遣いがうれしい。
大子集落から30分で上之平の集落で、下部駅側の醍醐山登山口だ。
ここから下部駅まで国道300号線を歩いて10分。電車があれば、一駅だけでも乗ろうと思ったが、生憎次の鈍行は1時間も後。国道を歩くことにする。
下部駅から、甲斐常葉まで舗装道路を歩く。常葉川を眺めたり、時々ある集落の家々を眺めながらで退屈はしなかった。30分で甲斐常葉駅に戻る。
2回目の醍醐山、今回は鳩打峠、大子峠の二つの峠を通過、おまけに懸案だった古い大子集落を訪れることが出来て満足満足の里山歩きだった。
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コメント
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コメントありがとうございます。お城の案内ボランティアは、高齢者も多いということで、再開はまだまだ先になりそうです。
醍醐山は、東京スカイツリーと同じ高さということで、一時登る人が大変多かったそうです。今回甲斐百山に指定されたこともあり、また地域の人たちが色々イベントなどを開いているそうで、益々賑やかな山になるのではないでしょうか。
大子の集落は、廃村に近い状況でした。車道がなく麓から30分くらい歩いて上らなくてはならなということで、今の時代しょうがないということでしょうか。つぶれかけた廃屋を見ると、心が締め付けられます。
この300号線を本栖湖の方に20~30分ほど走り、確か道の駅だかがあるところを左に細い細い車道を上って行ったところに、山上の集落丸畑があります。木食上人が生まれたところです。
投稿: Tsuka | 2020年6月 8日 (月) 午前 09時05分
Tsukaさま、お元気でしょうか。
お城でのボランティア活動は再開しましたか?
まだまだコロナ騒ぎは収束しそうにありませんね。
「トイレをお使いください」の張り紙いいですね。温かい心遣いです。山登りのときのトイレって、困るときありますもの・・・。
甲斐常葉駅も、下部駅も、ゆるキャンに出てきたなあと思いつつ記事を読ませていただきました。
下部の温泉街から入って、木喰の展示館にも行ったなあと(閉まってましたが(^^)山梨のことを思い出しています。
投稿: らぶ | 2020年6月 7日 (日) 午後 04時52分