「木喰の里 微笑館」を訪ねる
道の駅しもべの入り口にある石碑に・・・
木喰さん
まるまると
まるめまるめよ
我が心
まん丸丸く
丸くまん丸
国道300号線を、下部駅入り口から本栖湖方面に走り、道の駅しもべに寄る。木喰の里微笑館への道を訪ねると、地図を渡してくれ道順を丁寧に教えてくれた。それでも入り口がよくわからず、一度は通り過ごしてしまった。
道の駅から600m程進み旧道を古関方面に向かう道に入ってすぐ、戻るように鋭角に曲がると、もう車が一台しか通れないぐらいの舗装の道になった。対向車が来るとやばいなと思いながら、進む
。10分ぐらい進んだだろうか、左下に木喰上人の生家を見て更に進むとちょっとした丘のようなところ右側に、「木喰の里微笑館」があった。
前回来たときと同様、管理人さんが丁寧に対応してくれた。お茶を出してくれビデオのスイッチを入れてくれた。このビデオは、UTYテレビが特別企画で木喰上人を特集したときに作ったビデオだったような気がする。
ビデオを見終わって展示室へ。今回の企画展メインの、柳宗悦が木喰上人のことや生涯のことを綴った雑誌「女性」の展示が興味深かった。今回の企画展の内容を、本にでもして売ってくれればいいなと思ったのだった。
管理人さんに、四国堂の場所を聞くと、微笑館の外に出て教えてくれた。なるほど見下ろすと、さっき通ってきた木喰の生家のそばの森の中に四国堂が見えるではないか。生家の近くの道脇に車を駐め、山道を四国堂に向かった。2~3分で着いた。当時の四国堂の建物ではないそうだが、趣のある建物だった。
管理人さんが、四国堂の場所を教えてくれたときのこと、微笑館から眺めた四国堂の上ずっと先に、天狗岩の麓の峰山の集落が見え、そして以前この丸畑の集落を遙か眺めた林道折八古関線が眺められた。
帰りは微笑館のある丸畑から西方向へ進み、横手を通り市川大門下部身延線に入った。丸畑に行くのに、300号線から入るより、こちらの道の方が、マイクロバスでも通れるほどの道でこちら周りの方がいいかなと思ったのだった。
こちらもご覧ください
2011年3月7日の記事 → 旧下部町丸畑 木喰の里微笑館
2018年10月1日の記事
→ NHKテレビ日曜美術館「微笑む仏」を観る
2019年1月28日の記事 → 「木喰上人作 木彫仏」展を観る
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コメント
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折角「微笑館」に行って頂いたようなのに、閉まっていて残念でしたね。もしかしたら木喰上人の生家や四国堂は見られたかもしれません。
確か昭和の風土伝承館杉浦医院へ行ったときもお休みだったようですね。
両方ともまた何時か行ってみてください。もうお出でくださる機会もないかな。
投稿: Tsuka | 2020年12月27日 (日) 午後 09時36分
Tsukaさま、お久しぶりです。お元気でしょうか。
昨年の5月、10連休のときに「木喰の里微笑館」を訪れたことを思い出しながら記事を読ませていただきました。本当にこの道でいいのだろうかと思いながら細い細い道を進んでいきました。でも残念な微笑館は、閉まっていて、また来るぞと心に誓って、細い道を帰っていました。
いつか必ず行きます!
投稿: らぶ | 2020年12月27日 (日) 午後 05時59分