【歩いた日】2021年1月21日(木)
【 天 候 】快晴
【コースタイム】
天神森長潭橋西詰登山口(9:50)~(10:10)アスファルトの道へ出る~(10:20)再び山道に入る~(10:50)外道ノ原(11:00)~(11:20)太刀の抜石(11:30)~(11:50)獅子平上道分岐~(12:20)尾根途中大休憩(12:40)~(13:00)畑跡~(13:10)大仏殿~(13:40)吉沢桜橋
【参考にした資料 】
「 1:25,000地形図 甲府北部 」 平成2年2月 国土地理院
「 昇仙峡の上道と下道(外道) 」昇仙峡マイスター 雨宮洋一
「 ふる里自然観察路 ガイドブック 」 平成26年1月 甲斐市商工観光課
<天神森から外道ノ原をめざす>
天神森長潭橋西詰の登山口から歩き始める。(写真左上)結構急な花崗岩の坂道を10分程登るとアスファルトの道路へ出る。千田へ通ずる道路だろうか。そのアスファルトの道をやはり10分ぐらい歩いて、再び山道に入る。
時々急なところもあるが、だいたい軽い登り30分余りで外道ノ原へ出た。以前八王子峠パノラマ台辺りから、ここを通る外道を麓の吉沢まで下ったことがある。
<歌川広重が描いた外道ノ原>
外道ノ原をゆっくり登る。この辺りの景色を歌川広重が絵に描いたのだ。その頃の景色とほとんど同じ景色を写真に撮った。(写真左中)不思議な形が浮き出た大岩の脇を通り進み、「太刀の抜石」に寄る。岩の向こうに富士山が見えていた。(写真右)

<獅子平方面へ向かう>
ここで分岐をパノラマ台の方面へ行かず、左獅子平方面へ向かう。 この道も何年か前、勧学院OBの仲間たちと獅子平から登り歩いた道だ。20分余で獅子平方面と上道との分岐。左下に北仙開拓の何軒かの廃屋が見える。今日歩き下る上道方面を見ると、ピンク色のテープが巻いてある。私と同じようにこの道を歩く人がいるにはいるのだ。(写真左中下)
<いよいよ上道を下る>
何年か前尾根伝いのこの上道を下ったが、結構長い下りに不安になり途中で右方向亀沢方面に下ってしまったのだ。その時以来のこの上道を下る。今回の歩きは、そのリベンジの意味もある。
馬頭観音、石仏など古い道らしきものは見当たらない。冬の尾根道なので、枯れ木越しに右左の山々がよく見える。右方向に南アルプスの山々、甲斐駒と地蔵ヶ岳の間に見えたのは仙丈ヶ岳か?(写真左下)左には帯那山、見越山の先にある電波塔もよく見えていた。30分ほど歩いたところで大休止、昼食とする。上道完歩の見通しも立ち、至福の時だ。
<畑跡があった>
再び下り始めてすぐ四等三角点の標識を発見。(写真右下)手元にある地図の標高600m地点だろうか。三角点を少し過ぎたところで、右側下から枯れ葉や土に隠れているがコンクリートの小道が登って来ていてびっくり。地形図にもある亀沢方面から登ってくる実線(途中から点線)の道だ。もしかしたらずっと昔、亀沢辺りの人々はテーラーなどでここまで畑仕事に登って来ていたのだ。以前私が上道を下っていて亀沢方面に下ってしまった時は、この道を下ったのかもしれない。
そのコンクリートの道が尾根の先に伸びている。そして、なんとその少し先が、先日御霊若宮辺りから上道下見で登って来て、山道整備の方々と出会った畑跡だった。ついに上道完歩!
<吉沢桜橋へ>
そこから先は、先日の帰りと同様、大仏殿の方へ下った。途中、吉沢から外道を上る道に出たようで、日本遺産の標識があった。吉沢の家々が並ぶ集落を通り、荒川桜橋を渡ってバス停に着いた。
<念願の御岳古道の上道を完歩>
念願の御嶽古道、上道を上からであったが、すべて歩き通した。風もなく天気もとても良く、快適で満足満足の山歩きであった。
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◇ 平成11年12月11日 の記録
「八王子山」「羅漢寺山」「白砂山」「外道」
バスは清川で15分ほど停車、金桜神社を廻り仙ヶ滝上。ロープウェイでパノラマ台へ。ここを八王子山(1025m)というそうである。一旦、羅漢寺山(1058m)へ。川窪の部落30戸を湖底に沈めて昭和61年にできた荒川ダム(能泉湖)や先日登った太刀岡山など眺めがよかった。その後、白砂山(985m)を経て尾根づたいに亀沢へ下る。
本当は、その昔、黒平などの人々が、甲府の町に出るのに使った道、「外道」を吉沢に下ろうと思ったのだが・・・。亀沢から歩いて金石橋へ。後は、いつも歩いている荒川河川敷を千松橋まで。さらに千塚自宅まで。約4時間、2万歩。
◇ 平成25年6月7日の記事
→ 金桜神社から八王子峠へ そして外道を下る
◇平成25年6月27日の記事
→ 御岳道を歩く
◇平成25年7月5日の記事
→ 御岳道をめぐって
◇平成25年9月7日の記事
→ 続 御嶽道を歩く
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