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カテゴリー「映画・テレビ」の95件の記事

2018年7月14日 (土)

山への思い テレビ 「南アルプス大縦走」を観る

 録画しておいたテレビBSプレミアルのにっぽんトレッキング100「南アルプス大縦走!天空の稜線をゆく」 を観た。(去年9月20日に放送されたものの再放送のようだ。)

 甲斐駒ヶ岳の麓駒ヶ岳神社を出発、日本三大急登といわれる黒戸尾根を登るところから始まる。(最初に出てくる甲斐駒ヶ岳や仙丈岳は私も登ったことがあるので親しみを持って観たのだった。)それから北岳荒川岳、最終赤石岳聖岳まで12日間にわたる南アルプス大縦走だ。

 一人歩く人(もちろん撮影スタッフが何人かいるのだろうが)、小林千穂さんの表情が実に爽やかだ。山岳ライターということだが(しかも山梨に住んでいる?ということだが)、失礼ながら今まで知らなかった人だ。
 この人が淡々と山を歩く。もちろん、時には苦しい登りもあり、雨の中をとぼとぼ歩くような感じの時もある。また時には走り出すほどにうれしく晴れ晴れとした表情の時もある。それがあまり大げさでなく自然なのだ。山を征服するとか絶対登るというようなおごりを感じず、自然体で素直に同感できるのだ。

 余計な人が出ないのがいい。他の同じような番組でよく出る、山とは余り関係ないようなタレントさんやアイドルが出ず、余計なコメントを挟まないのがいい。撮影も淡々と進む。ドローンを使って上空から撮影する場面も多かったが、さすが見応えがある。こういう場面は、以前はあまりなかった。ヘリコプターで撮影ということだったろうが、余り多くはなかった。

 雨の中赤石岳に登った彼女は、更に聖岳へ向かう途中、百間平で赤石岳を一瞬眺めることが出来、涙を流す。わざとでなく自然で爽やかな涙だ。こちらも涙が出てくるようなシーンだった。

 このテレビを見終わって考えたこと。山はいい。多くの場合息はハアハア、ほうほうのていで登り行き着く場所が今回のような南アルプスの高い山眺望のいい山でなくとも、盆地の周りの低い山々でも同じ思いで、喜びをうれしさをかみしめることが出来る。
 これは何だろう。達成感?、征服感?充足感?満足感?一言ではいえない、正に大げさにいえば、生きていてよかったと思う一時なのだ。私は、これからも山へ登り続けることだろう。

2018年6月29日 (金)

是枝裕和監督の「万引き家族」を観る

 第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールに輝いた是枝裕和監督の「万引き家族」を観た。朝早くの映画館は、観客もそれほど多くなく、コーヒーを飲みながらゆったり観ることが出来た。

 リリー・フランキーを、私はよく知らなかった(有名なマルチタレントだそうだ)が、父親でうまい演技をこなしていた。「追憶」で憂いのある演技で私を魅了した安藤サクラも、この映画でも相変わらず母親役でいい演技をしていた。益々好きな女優さんになった。あの奥田瑛二の娘だそうだ。
 「北の国から」でいい演技をしていた緒形直人が出演していた。久しぶりに見た。樹木希林は、地もこんな感じなのだろうか、いや演技なのだろう、おばあさん役もさすが。子役の二人もいい。立派な俳優に成長するだろうか。

 暗い映画の部類だろう。盗み、貧困、虐待などが淡々と描写されていく。だが、派手な描写、アクションなどはなく、なんか映画としては、安心して観ていられたような気がする。

 ハッピーエンドにはならなかった。結論を出さずに、(出せないで)終わった。この先、この話はどうなっていくのだろうか。

 社会で認められない犯罪、許される行為ではないのだろう。物理的にも人間関係でも混沌とした中でしかし、何か本当の人のつながり(「絆」というのだろうか)、本当の優しさ、暖かさを感じた映画だった。

・・・いい映画はいい。大げさにいうと生きていてよかったと思う一時だ。

『万引き家族』
監督脚本編集;是枝裕和
出演;柴田治(リリー・フランキー) 柴田信代(安藤サクラ) 柴田亜紀(松岡茉優) 柴田祥太(城桧吏) ゆり(佐々木みゆ) 柴田初枝(樹木希林) 柴田譲(緒形直人) 柴田葉子(森口瑤子) 川戸頼次(柄本明) 前園巧(高良健吾)
製作;フジテレビ ギャガ AOI Pro.   配給;ギャガ

2018年3月26日 (月)

映画「ひいくんのあるく町」を観る

 前々から観たかった映画「ひいくんのあるく町」を、”文化のるつぼ へちま”で観た。東京の「ポレポレ東中野」でも去年9月、ロードショーがあったという。また先日、地元の山日新聞にも記事が載っていた。

 市川大門が舞台だが、私はこの市川大門にあった保育園に、隣家のさち子ちゃんと二人だけで通っていた。身延線東花輪駅まで歩き、そこから電車に乗り、3つめの市川本町駅で降り、更にまた保育園まで歩いた。よく小さい子供だけで通ったものだと思う。
 その後大人になってからも、私の趣味のイベントや会合がこの市川大門で頻繁にあり、数え切れないくらい訪れた町だ。

 映画大学を出たこの市川大門の若手青柳拓さんが監督の作品だ。町で行われる祭のシーン、神明の花火のシーン、そして背景に映る町並み、遠く見える周りの山々、私にとっても数え切れないくらい思い出があり、親しみが持てるシーンだ。
 障害をもったひいくんが町に溶け込んでいる。彼を暖かく包み暮らす町の人たちのありのままの姿がいい。
 色々考えさせられるいい映画だった。懐かしく、心温まり、うれしく観ることが出来た。

 チラシには「若干23歳の新鋭、青柳拓のデビュー作」とある。青柳さんの今後の発展、活躍を心から祈っている。また、シャッター通りとなって寂しくなっているという市川大門の再興を願わずにはおれない。

 ・・・いい映画はいい。大げさに言うと生きていてよかったと思う一時だ。

「ひいくんのあるく町」
製作年;2017年/配給;水口屋フィルム/上映時間;47分
監督;青柳拓/プロデューサー;植田朱里/副プロデューサー;熊澤海透/撮影;山野目光政/録音;福田陽 植田朱里

 こちらも是非ご覧ください → 映画「アラヤシキの住人たち」を観る

2018年3月20日 (火)

定年後の暮らしは映画三昧 吉永小百合「北の桜守」を観る

* 吉永小百合の「北の桜守」を観てきた。平日朝早かったのにも関わらず大勢の人が観に来ていた。中高年の女性が多かったかな。

* 「おくりびと」の滝田洋二郎が監督だという。音楽は小椋佳。

* 途中舞台場面が出て、ああこういう表現もあるんだと思った。斬新ではあるが、ちょっと違和感が残った。

* 樺太からの逃避行、北の地での厳寒の風が吹きすさぶ嵐のシーンは、リアリティーがありよく撮影していると思った。引き揚げ船が沈没し、兄がわからなくなる場面では、あのタイタニックの映画を一瞬思い出した。

* この映画を見終わったときに、私が今まで観てきた吉永小百合の映画の中で一番よかったかなと思ったのだった。吉永小百合の映画を観るとき、いつでもこう思うのだ。(^_^)

* いい映画はいい。大げさにいうと生きていてよかったと思う一時だ。

「北の桜守」
制作年;2018年 監督;滝田洋二郎 脚本;那須真知子 撮影監督;浜田毅 音楽;小椋佳 舞台演出;ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演;吉永小百合(江蓮てつ)/堺雅人(江蓮修二郎)/篠原涼子(江蓮真理)/阿部寛(江蓮徳次郎)/佐藤浩市(菅原信治)/岸部一徳(山岡和夫)/中村雅俊(岡部大吉)

2018年2月 2日 (金)

映画「祈りの幕の下りる時」

 韮崎の市長さんがいい映画だとフェイスブックに書かれたこともあって、映画「祈りの幕の下りる時」を見に出かけた。なるほど、ミステリーというよりヒューマンドラマだ。いい映画だった。去年見た「追憶」と同じような感じ。

 阿部寛、松嶋菜々子の他、そうそうたるメンバーがいっぱい出ている。烏丸せつ子、伊藤蘭、山崎努、相棒の及川光博、それになんと笑点の春風亭昇太までが出ていたりして。   
 監督の福澤克雄は、去年暮れ日曜劇場で「陸王」を手掛けたディレクターだそうだ。

 小日向文世演ずる福島の原発で働いていたという浅居博美の父親が死んでいく場面が涙を誘う。加賀の母親とこの父親が心を通わせていたことが救いでうれしい。

 映画を観て何故か、優しくまじめに誠実に生きる人に、幸せが沢山訪れるように祈らずにはおれない・・・。

 ・・・いい映画はいい。大げさにいうと生きていてよかったと思う一時だ。


<データ>
製作年;2018年/配給;東宝/上映時間;119分
<スタッフ>
監督;福澤克雄/原作;東野圭吾/脚本;李正美/エグゼクティブプロデューサー;那須田淳 平野隆
<キャスト>
阿部寛;加賀恭一郎/松嶋菜々子;浅居博美/溝端淳平;松宮脩平/田中麗奈;金森登紀子/キムラ緑子;浅居厚子 他

2017年12月31日 (日)

TBSテレビ「陸王」を見終わった

 TTBSテレビ日曜劇場「陸王」を見終わった。いいドラマという評判を聞いて、3話あたりから録画してあったものだ。

 このドラマは、地方零細企業の老舗足袋製造会社「こはぜ屋」(社長が役所広司演ずる宮沢紘一)が、会社の生き残りをかけて、世界一のランニングシューズ「陸王」の開発に向けて会社のみんなで奮闘する姿を描いた企業再生ストーリーだ。

 「本当の負けというのは、挑戦することをやめたときだ。」という言葉はいい。何度も何度も困難に突き当たりながら、あきらめずみんなで力を合わせ乗り越えていく姿は、ドラマの重要な場面で流れた挿入歌「糸」「Jupiter」も併せ、強く心に響いた。涙もろい私の涙を誘った。

 主人公の役所広司の演技はもちろんだが、寺尾聡、かしまし娘の正司照枝、松岡修造が頑張っていた。またあの「三年B組金八先生」で生徒役だった、風間俊介が銀行員役で好演していた。
 昔ながらの工場の中の様子やマラソンや駅伝大会の場面もよく撮影したなと思い感心した。行田市や青山学院陸上競技部が協力したそうだ。

 見ていて時々、かっての「北の国から」や「白線流し」を思い出していた。これらのドラマと同じように、この「陸王」も私の記憶に永く残るドラマとなるだろう。


TBSテレビ 「陸王」 
  日曜劇場 2017年10月期のドラマ
< 原  作 >池井戸潤
<スタッフ>脚本;八津弘幸 演出;福沢克雄 田中健太 音楽;服部隆之 ナレーション;八木亜希子 
<キャスト>役所広司 寺尾聰 竹内涼真 山﨑賢人 キムラ緑子 志賀廣太郎 光石研 音尾琢真 風間俊介 阿川佐和子 檀ふみ 市川右團次 小籔千豊 上白石萌音
 

2017年6月 1日 (木)

定年後の暮らしは映画三昧 「追憶」を観る

 定年後の暮らしは、映画三昧・・・、今日は岡田准一主演の「追憶」。この映画の宣伝では、サスペンスドラマというようなふれ込みだったが、どうもヒューマンドラマという感じの方が強い映画だった。

 岡田准一は、前回観た「エヴェレスト 神々の山嶺」でもあまり明るい役ではなかったが、今回も渋いというか暗いというか、全く笑わない役だった。岡田演じる四方篤は過去の消し去りたいある事件を背負い、また家庭的にも辛い少年時代を生きて来たのだった。

 観ていて途中から殺人事件がどうなるかは、焦点にならなくなった。(映画でも、妻と従業員の保険金詐欺だったとずいぶん軽く扱っていた。)少年時代のある事件に関わる三人組のうち柄本佑演じる川端は殺されてしまったが、最後には四方と田所がわかり合え、よかった。救われた。
 最後のシーンで喫茶店「ゆきわりそう」の廃屋をアームクレーンで壊すことが、過去のある事件とわだかまりを完全に消し去ったことを象徴していた。

 久しぶりに見るあの北の国からの吉岡秀隆の演技もよかった。もう熟年年寄りの役もこなせる年になったのだ。
 映画の重要な役を演じる仁科涼子役の安藤サクラが、山梨県出身の林真理子が出演しているのかと思わせるほど似ていた。
 吉岡も安藤もなかなかの演技派だ。益々の熟練活躍を期待したい。

・・・いい映画はいい。大げさにいうと生きていてよかったと思う一時だ。

「追憶」
製作年;2017年  製作国;日本  配給;東宝
スタッフ
監督;降旗康男  脚本;青島武 瀧本智行
キャスト
岡田准一;四方篤 小栗旬;田所啓太 柄本佑;川端悟 吉岡秀隆;山形光男
長澤まさみ;四方美那子 木村文乃;田所真理 安藤サクラ;仁科涼子

2017年3月20日 (月)

映画「アラヤシキの住人たち」を観る

 ずっと前から観たかった映画だ。普通の映画館では絶対観られない映画だと諦めていたが、先日新聞の小さなお知らせ欄で県立美術館を会場に映写会が実施されるということを知り、出かけた。

 自由学園の教師だった故宮嶋眞一郎さんが創設し、息子の宮嶋信さんが後を継ぎ続けている小谷共働学舎の一年間の記録ドキュメンタリーだ。

 何よりも風景映像が美しい。歩いて1時間半もかかるところにあるアラヤシキ、冬は厳しいのだろうけれども、このありのままの自然の下でみんなで共働することが、ここに暮らす人々を心豊かにしている。
 ヤギの赤ちゃんが生まれるのを見守るみんな、生まれて手をたたいて喜ぶるシーンもいい。そして、ここを出て行っても、戻ってきてもいい、決して雄弁ではない人たちが仲間のことを考え本音で話す姿など、まさにこの共働学舎の有り様を示している。

 この映画、もし機会があったら、是非観て欲しい。今の社会で生きづらさを感じている人たちが大勢いる、そして自分を含めて一人一人が掛け替えのない人生を歩んでいるのだということに思いを寄せて欲しい。 

「アラヤシキの住人たち」
  製作年;2015年 配給;ポレポレタイムス社ポレポレ東中野
  スタッフ 監督;本橋成一 プロデューサー;大槻貴宏 撮影;一之瀬正史
  特別協力;NPO法人共働学舎  後援;小谷村 信濃毎日新聞 
  

2017年2月25日 (土)

大変なことになっていないか マスコミの報道姿勢

 先日、NHKのテレビニュースを見ていて唖然とした。森友学園についての国会でのやりとりのニュースで、何が問題になっているのかということや、野党質問者の指摘などほとんど放送せず、弁解としか思えない首相が話している映像を延々と放送していたのだ。

 こんな報道があるのだろうか。ニュースの中身もだが、それ以上に一方に偏ったこれほどあからさまな報道姿勢があるのかとびっくりした。テレビを観ている人たちは、どう思っただろうか。

 何かNHKの報道姿勢が大変なことになっているのでは、という思いを強くした。他のマスコミもどうなのだろうか。同じような傾向がないだろうか。
 
 難しいのだけれども、何が真実か何が本当なのかをしっかり見極めなければと思う昨今だ。

 この記事もご覧ください →  平成29年の年頭に当たって

2017年1月30日 (月)

徳川綱豊(江戸幕府第6代将軍家宣)の登場

 NHKテレビ土曜時代劇「忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~」を観ている。承知している忠臣蔵が、意外な展開になりびっくりしている。番組が、二部「大奥編」となり、佳境に入っているのだ。喜世が、いよいよ大奥に入り、甲府宰相徳川綱豊の側室にという場面になった。

 この綱豊は、江戸桜田御殿に住んでいるが甲府藩主であった。江戸幕府第3代将軍徳川家光の二男の徳川綱重が甲府藩主となり、延宝元年(1673年)に綱重の長男綱豊が甲府藩主になったのである。そして、宝永6年(1709年)綱豊は、48歳で第6代将軍徳川家宣となるのだ。
 将軍になる前、第5代将軍徳川綱吉の養子となり、江戸城西の丸に入った宝永元年(1704年)、甲府藩は絶家となった。その後、綱吉の側用人柳沢吉保が城主となるのだ。

 喜世が産んだ子が、第7代将軍家継になるのだし、例の江島生島事件の江島が登場していることもあり、これからドラマがどう展開するか楽しみで、見逃せない。
 原作は、毎日新聞に連載された諸田玲子の「四十八人目の忠臣」だそうだが、史実とドラマの見極めをしっかりしなければと思っている。
 

NHKテレビ土曜時代劇 「忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~」
 放送;2016年9月24日(土)スタート・連続20回/原作;諸田玲子「四十八人目の忠臣」/脚本;吉田紀子/音楽;吉俣良/演出;伊勢田雅也 清水一彦 黛りんたろう
 出演;喜世(武井咲) 礒貝十郎左衛門(福井誠治) 大石内蔵助(石丸幹二)  綱豊(平山浩行) 江島(清水美沙) 堀部弥兵衛(笹野高史)  他

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