カテゴリー「映画・テレビ」の114件の記事

2020年3月10日 (火)

定年後の暮らしは映画三昧 クリント・イーストウッドの「運び屋」を観る

 妻が借りてきていい映画だから観たらということで、あのクリント・イーストウッドが監督をし、主演の「運び屋」をDVDで観た。
 クリント・イーストウッドが麻薬の運び屋、90才の老人を演じている。その他、麻薬カルテルのボスをアンディ・ガルシア、麻薬捜査官をブラッドリー・クーパーなど有名な俳優が演じている。
 クリント・イーストウッドの相変わらずの味のある飄々とした演技がいい。ロードムービーの面もあるのか、車を追って撮影しているアメリカやメキシコの風景も楽しかった。車を運転しながらクリント・イーストウッドが歌うジャズも、もちろん題名など全くわからないが歌う姿が楽しくよかった。
 久しぶりのクリント・イーストウッズの映画、家族のあり方、老後のことなどちょっと考えさせられる映画だった。

映画「運び屋」
原題;THE MULE/製作年;2018年/配給;ワーナー・ブラザース映画/上映時間 116分
<スタッフ>
監督;クリント・イーストウッド/製作総指揮;アーロン・L・ギルバート/脚本;ニック・シェンク/撮影;イヴ・ベランジェ
<キャスト>
アール・ストーン;クリント・イーストウッド/コリン・ベイツ捜査官;ブラッドリー・クーパー/メアリー;ダイアン・ウィースト/ラトン;アンディ・ガルシア 他

 

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2020年3月 8日 (日)

定年後の暮らしは映画三昧 「蜩ノ記」を観る

 この葉室麟の「蜩ノ記」を図書館で借りようと思っていたが、なかなか本が見つからなかった。図書館で検索してみると、DVDはあるのを発見し、それでは借りようと思った。しかし、今度は何度検索しても、借り出し中でだめだった。
 そんな話を妻にしたら、ビデオ屋さんで映画「蜩ノ記」のDVDを借りてきてくれた。それでようやく「蜩ノ記」を鑑賞。 

 何よりも、時々映し出される緑の山々、流れる川の景色などよかった。綺麗だった。どこでの撮影か見落としたが、こういう何か懐かしさを感ずるいい景色が出て来る映画を私は好きだ。

 歴史を自分の都合のいいように書き換えることが多い中(今も昔もそうなのかも)、難しいことだが真実を書き残し記録していこうという姿勢、突っぱるのではなく穏やかに主張する秋谷が快い。

 役所広司が、穏やかで誠実な実直な侍、秋谷の役を演じ、岡田純一が若くまっすぐで実直な壇野の役をうまく演じていた。二人とも好きな俳優だ。さすがと思った。
 一方、戸田の妻を原田美枝子が演じていた。原田も、ずいぶん昔から色々な映画ドラマで演技を観てきた。どちらかというと不可思議な役柄、暗い感じのする女を演じることが多かったような気がするが、今回の役、秋谷を信じ率直に明るく生きる妻の役をうまく演じていた。好きな女優さんの一人だ。

 今NHKテレビでやっている「蛍草」もこの葉室麟が原作のようで、やっぱり小説でこの人の作品を読んでみたい。読書の楽しみがまた増えた。

 ・・・いい映画はいい。大げさに言うと生きていてよかったと思う一時だ。
 
「蜩ノ記」
製作年; 2014年 製作国;日本 配給;東宝 上映時間;129分
<スタッフ>監督;小泉堯史 原作;葉室麟 脚本;小泉堯史 古田求 音楽;加古隆 
<キャスト>戸田秋谷;役所広司 壇野庄三郎;岡田准一 戸田薫;堀北真希 戸田織江;原田美枝子 松吟尼(お由の方);寺島しのぶ 石丸謙二郎 他

 

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2020年2月15日 (土)

生の壇蜜さんに逢いに 「俳句王国がゆく」

 先日、壇蜜さんを正確には”見に”行ってきました。NHKBSテレビの「俳句王国がゆく」の富士川町での公開収録に、壇蜜さんが出演していたのです。

 会場はずっと前、やはりNHKのラジオ「歌の日曜散歩」の公開放送があった富士川町ますほ文化ホールでした。座席指定券を受け取り、開場まで時間があったので、ホールの広い前庭のベンチでお弁当を食べました。この時期にあわない穏やかな暖かい日で、他の皆さんもひなたぼっこという感じで、あちこちのベンチに座り過ごしていました。

 メインの夏井いつきさんの、俳句のおしゃべりは大変面白かったです。テレビの他局の俳句番組でもそうですが、的確な批評、添削でなるほどなと思うことが多かったです。話の進め方も上手で、私も俳句を作ってみようかなと思わせられるほど、楽しくためになる番組だなと思いました。

 さて、壇蜜さんはやはり素敵でした。話し方、物腰に艶があります。小遊三さんが好きになるはずです。壇蜜さんとお逢いすることが出来、俳句の楽しい勉強もできて、楽しい時間を過ごすことができ、満足満足。

 

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2020年1月25日 (土)

定年後の暮らしは映画三昧 「ラストレター」を観る

 またまた、定年後の暮らしは映画三昧・・・ 「ラストレター」を観た。

 まず、映像が綺麗だった。どこで撮影したのか見落としたが、トップシーンの滝の景色、その後の田舎の景色も古い家の中の様子もいい。こういう心が洗われる綺麗ないい景色が出てくる映画を私は好きだ。

 勘違いから始まった裕里と鏡史郎の再会と文通、単純に久しぶりに同窓会で出会った二人の恋が始まったということでないことが面白い。鏡史郎は、未咲の妹だということにはすぐ気がついているのだ。廃校になった学校の景色は、何か中学生高校生だったその頃の自分のことを懐かしく思い出させる(^_^)

 いわばちょっとした不倫映画なのかも知れないが、さらっとした爽やかな話でいい。主演の松たか子の爽やかなキャラクターがそう感じさせるのかもしれない。
 反対に、阿藤役の豊川悦司は暗いドロドロとしたどうしようもない人間役柄をうまく演じていた。中山美穂も、あっさりとしながらも阿藤を深く愛しているのだろうという妻を演じていて好感が持てた。

 爽やかといえば、広瀬すずと森七菜も爽やかな若い娘を演じていてよかった。素晴らしい息の長い女優に育つことを祈っている。


 ・・・いい映画はいい。大げさに言うと生きていてよかったと思う一時だ。

◆ ラストレター ◆
<スタッフ>
監督;岩井俊二 脚本;岩井俊二 原作;岩井俊二 音楽;小林 武史 撮影;神戸 千木
<キャスト>
岸辺野裕里;松たか子 岸辺野颯香;森七菜 遠野鮎美;広瀬すず 岸辺野宗二郎;庵野秀明 乙坂鏡史郎;福山雅治 阿藤;豊川悦司 サカエ;中山美穂 他

 

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2020年1月24日 (金)

定年後の暮らしは映画三昧 「太陽の家」を観る

 最近は正に映画三昧・・・今回は長渕剛主演「太陽の家」。

 あの寅さんのように、自由奔放、単純、しかし思ったことはやり通す、弱いものに優しい、そして女に弱い。そんな信吾役を、あの「乾杯」の長渕剛がうまく演じていた。そしてその信吾をよく理解し、信吾の生き方を後ろから支え力づけている妻美沙希役を、飯島直子がとてもいい感じで演じていた。

 二人の子供も信吾の本当の子供ではないようだが、映画では詳しくは語られない。そんな二人も、時には反発、反抗もするが、最後には信吾の生き方を理解し、後押しをする。家族とは何か、本当の家族とは何かを考えさせられた映画だった。

 広末涼子演じる芽依の子龍生(準主役のような気がする)を信吾が山へ連れて行き、一緒に木に抱きつき耳を木肌に付け、木が根っこから水を吸い上げる音を聞かせる場面がある。私も若い頃、同じ経験をしたことがある。音を聞き、木が生きている、水を吸い上げ大きくなる・・・木の力強さ、命を感ずるのだ。信吾が、自信なげで臆病だった龍生を元気にし成長させた。母親が亡くなっても強く生きていくことだろう。

・・・いい映画はいい。大げさに言うと生きていてよかったと思う一時だ。


◆ 太陽の家 ◆

<スタッフ>
監督:権野元 脚本:江良至 製作:喜本孝 プロデューサー:遠藤茂行、飛田野和彦 制作:楽映舎 製作会社 映画「太陽の家」製作委員会
<キャスト>
川崎信吾:長渕剛 川崎美沙希:飯島直子 川崎柑奈:山口まゆ 池田龍生:潤浩 池田芽衣:広末涼子 河井高史:瑛太 他

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2020年1月10日 (金)

定年後の暮らしは映画三昧 「カツベン!」を観る

 「カツベン!」を観た。観ての感想ちょっと。

* ドタバタや大げさなアクションは、映画の面白さ、楽しさを増すのかとも思うが、私は余り好きではない。特に、後半のドタバタはどうだろう。

* チャップリンの映画を意識しているのではないかと思った。

* 芸達者な竹中直人、渡辺えり、小日向文世などが出演していて、いい演技で映画を盛り上げていた。

* 映画が好きで映画の本まで出版した知人がいるが、彼はこの映画を観てどう思っただろうか。きっと、ちゃんとしたカツベンの物語を期待しただろうな。

 余り筆が進まない・・・

スタッフ・キャスト
監督;周防正行  脚本;片島章三 上映時間;126分 配給;東映 
出演者;成田凌 黒島結菜 永瀬正敏 草刈民代 山本耕史 竹中直人 渡辺えり 井上真央 小日向文世 他 

 

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2020年1月 8日 (水)

定年後の暮らしは映画三昧 「男はつらいよ 50 お帰り 寅さん」を観る

 「男はつらいよ 50 お帰り 寅さん」を観た。寅さんシリーズは、映画館ではなかったが、テレビや借りてきたビデオで(DVDではなく正にビデオの時代に)49巻全部見ている。何度も観た巻もある。久しぶりの寅さんで、どんな映画に仕上がっているか楽しみだった。
 また去年6月、勧学院OBの仲間と一緒に寅さんの故郷柴又を訪れていただけに親しみを持って観た。(写真はその時撮ったもの)Dsc_01022

 オープニングの桑田佳祐の歌は、若干の違和感があったがまあそれなりによかった。吉岡秀隆演ずるあの諏訪満男が小説家になっているなんて。まあ何となく予感はあったが。
 時々吉岡秀隆が出ている映画やテレビドラマを見るがうまい演技で好きだ。今回の映画物語メインの満男とイズミちゃんの話も、ある意味ハッピーエンドでよかった。安心した。次の寅さんがあったら、どうなるか(^_^)

Dsc_00922  今の技術で寅さんを生きているように蘇させるのかとちょっと思ったこともあるが、過去の映像を挿入するという感じで、それでよかったと思う。今回の話に、なつかしい昔の映像を違和感なく組み込んでみせた山田洋次監督はさすがだ。それが今回の映画の大きなねらいだろうと思うが。

・・・いい映画はいい。大げさにいうと生きていてよかったと思う一時だ。

『男はつらいよ 50 お帰り 寅さん』
監督/山田洋次 脚本/山田洋次 朝原雄三
出演/渥美清  倍賞千恵子 吉岡秀隆 後藤久美子 前田吟 池脇千鶴 夏木マリ 浅丘ルリ子 美保純 佐藤蛾次郎 カンニング竹山 立川志らく 小林稔侍 笹野高史 橋爪功  ほか

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2019年12月21日 (土)

定年後の暮らしは読書三昧 佐伯泰英「居眠り磐音」を読む(その5) あと一巻で読了

 佐伯泰英の「居眠り磐音 江戸双紙」を読み進めて来て、今50巻「竹屋ノ渡」だ。この先51巻で完結ということだから、あと一巻で読了だ。

 平岩弓枝の「御宿かわせみ」を読み終わり、「居眠り磐音 江戸双紙」を読み始めたのが今年5月のことだった。それ以来半年余り、一冊を読み終わると次を読むのが待ち遠しいと思うほどシリーズを楽しく読み続けた。私の読書遍歴でこんなに長く、50巻も続くシリーズ本を読み切ったのは初めてだ。一冊一冊楽しく読み切った後の満足感、充実感は大きかった。そしてこれから先の話の展開を想像することも、この上なく楽しかった。もう残り少なくまもなく終わりだと思うと何か残念でたまらない。51巻全部読み切った後、正に「居眠り磐音ロス」になりそうだ。

 「居眠り磐音」のドラマがBSプレミアムで再放送がされて、ドラマの最後で山本耕史演ずる磐音と中越典子のおこんが江戸に向かって草原の中の一本道を二人で手に手を取り歩き遠ざかって行くシーンがすごく印象的で、この小説を読み始めたような気がする。8月ごろ「居眠り磐音 江戸双紙17 紅椿ノ谷」を読んでいた頃は、私が見たこのテレビのラストシーンのように、この小説もこの場面でハッピーエンドで終わりと思っていたが、とんでもない。この場面は小説半分にも行かない場面だった。むしろその後の方もさらに波瀾万丈の本筋だったような気がする。

 長く続いた老中田沼意次との戦いが終わり、平穏な生活が戻ってきた磐音の生活が、51巻でどう終わるのだろうか。ちらっと見たネタバレ情報だと、磐音が死ぬ? いや、それは困る。このまま平穏で平和な生活が続くということで終わって欲しいと思わずにはいられない。

 この頃インターネットで「居眠り磐音」と何度も検索したからかもしれないが、「陽炎の辻 完結編 ~居眠り磐音 江戸双紙~」のDVDの広告が盛んに出てくる。これを購入して観ればすぐ多分最後がどうなるかわかるだろう。しかし後一巻、あくまで小説で最後まで楽しみたい。さあ、51巻「旅立ノ朝」を読み進めよう。

 

・・・読書はいい。大げさにいうと生きている喜びを感じるときだ。

 

 「居眠り磐音 江戸双紙50 竹屋の渡し」 佐伯泰英 著 双葉文庫 2016年1月9日 第1刷発行

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2019年11月15日 (金)

定年後の暮らしは映画三昧 『砂の器』を観る

 山梨県立文学館の「名作映画鑑賞会」に出かけた。この『砂の器』は、松本清張原作の映画だ。松本清張の小説のリストにこの小説名は載っていて名前は知っていたが、どういう小説なのだろう、「砂の器」って何だろうと思っていた。映画で観ることになった。

 最初は、ミステリー推理小説が原作らしく、犯人を追う刑事たちの姿が描き映し出されていった。後半、犯人が推定特定されていく中、特にラストシーンあたりで、この名前の由来、裏に秘められていることが明らかになるのだ。

 観終わって感じたのは、この映画は単なるミステリー推理小説の類ではなく、ハンセン氏病に対する当時の現実を写す出す社会派ドラマ、人間ドラマだということだ。男が子供を連れて、山あいの集落を吹きすさぶ吹雪の中を、放浪するシーンがまぶたに焼きついている。社会が反省しなければならない悲しい厳しい過去が描き出されているように思う。

 昔の映画で、往年の俳優の素晴らしい演技が光る。丹波哲郎、加藤剛、緒形拳等々。今千葉県知事をやっている森田健作氏が出ていたりして。また脚本担当の一人が山田洋次だという。

 この映画の後、この松本清張のこの作品は何度もテレビドラマ化されいるという、観るべき映画、ドラマだった、うかつだった。

・・・いい映画はいい。大げさにいうと生きていてよかったと思う一時だ。

『砂の器』
<スタッフ>
監督;野村芳太郎/原作;松本清張/脚本;橋本忍 山田洋次/製作;橋本忍 佐藤正之 三嶋与四治 川鍋兼男(企画)/音楽;芥川也寸志/撮影;川又昂
<キャスト>
和賀英良;加藤剛/高木理恵子;島田陽子/三木謙一;緒形拳/吉村弘;森田健作/田所佐知子;山口果林/本浦千代吉;加藤嘉/桐原小十郎;笠智衆/今西栄太郎;丹波哲郎 他

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2019年10月14日 (月)

定年後の暮らしは映画三昧 「蒲田行進曲」を観る

 久しぶりに映画を観た。山梨県立文学館の名作映画鑑賞会、上映された映画は「蒲田行進曲」。昭和57年に公開された古い映画だ。私はもう何回か観た映画だが、飽きずに出かけた。

 最初はなんか騒がしいふざけた映画だなという感じを受けるのは前に観た時と同じ、だがそういう中でだんだん映画に引き込まれていくのだ。さすが名作と銘打つ映画、本当に見終わって観てよかったと思う映画だ。

 若い頃の松坂慶子は魅力的で素敵だ。憂いをもった美しさ、一心に男に尽くそうとする女小夏を演じている。その松坂慶子も、相手役の平田満、風間杜夫も正に身体ごと演技にぶつかっている感じだ。本当にいい演技、素晴らしい演技をしている。
 懐かしい清川虹子も出ていたりして。一番ビックリしたのは、ナレーションで有名で、今NHKラジオ第一で山の番組をしている石丸謙二郎も出ていることだ。若い頃の石丸だ。どちらかというと脇役という感じだが。

 みんなが映画製作にひたすらがんばっていたよき時代の映画界を描いたのだろう。

・・・いい映画はいい。大げさに言うと生きていてよかったと思う一時だ。 

「蒲田行進曲」
監督;深作欣二/脚本;つかこうへい /音楽;甲斐正人
出演者;松坂慶子 風間杜夫 平田満 原田大二郎 蟹江敬三 清川虹子 石丸謙二郎 志穂美悦子 
撮影;北坂清/編集;市田勇/製作会社;松竹/角川春樹事務所/配給;松竹
公開;1982年/上映時間;109分

 平成25年5月16日の記事 → 「蒲田行進曲」を観る
 平成25年9月28日の記事 → 「キネマの天地」を観る

 

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