今日は、御嶽古道の上道の登り口を確認し、ウオーキングを兼ねて一部を歩いた。
<「御霊若宮」から登り始める>
最近出来た茅ヶ岳東部広域農道の亀沢大橋の東詰、「甲斐国志」神社部にも載っている「御霊若宮」があるところから山道が登っている。獣除けの金網のゲートの扉を開けて入ると尾根道になる。踏み跡がずっと続いている。林の中にピンク色のテープが木に巻き付けてあり、これが目印になりルートが確認できた。
<倒木がいっぱいだ>
最初は落ち葉が降り積もった快適な尾根道が上っていたが、しばらく歩き登ると、何年か前の台風の時に倒れた木なのか、倒木が沢山見られるようになった。しかし、通りやすいように道の部分は切り開いてあって、難なく歩くことが出来た。もし切り開いてなかったら歩くのが不可能だったかもしれない。
<御岳道を整備している方々と会う>
登り初めて40~50分ほどたったところで、枯れたススキの原になった。昔の畑ではないかと思った。するとそこへ山歩き姿の3人の方々が下ってきた。
話を聞くと、近くで農園をしている方々でボランティアで御岳道の整備をしているのだという。ありがたいことだ。先ほどの倒木もこの方々が切り開いてくれているのだ。
上道をこのまま登って、獅子平下る道、下道へ下る道との分岐までにはまだまだかなりあるということで、今日は元々上道の登り口の下見という気持ちでもあったので、その方たちに頼んで一緒に引き返し下ることにした。
<吉沢「常説寺」方面に下る>
しばらく下ったところで、私が登ってきた道ではなく吉沢へ直接降りる道を下るのだという。後をついて行くと山道がまもなく車が通れるくらいの道になった。
そしてすぐ大きな建物がありびっくりした。吉沢にある「常説寺仏殿」だという。そこからアスファルトの道となった。
3人の方々は、そのまま常説寺の方へ下るということで、私はそこでお別れし一部完成している茅ヶ岳東部広域農道を歩き、車を駐めてある亀沢大橋東詰の上道登り口へ向かった。
<「台嶺山圓乗寺跡」を見る>
途中、農道(といっても、広いアスファルトの立派な道路)を歩いている時に、右上方に何かありそうな気になるところがあり、ごく新しい数段の階段を上ってみた。そこには沢山の供養塔五輪塔が並んでいた。以前甲斐市教委の大嶌先生に教えて頂いていた御岳道一の鳥居をくぐって最初の祈願所「台嶺山圓乗寺跡」だった。農道の工事に先立って行われた発掘作業で見つかったものだと大嶌先生が説明していたのを思い出したのだった。
<御嶽古道上道を完歩目指す>
御岳道 何年か前、八王子山(パノラマ台)から下り、外道との分岐を上道に入り下ったのに途中で尾根をはずれ亀沢に下ってしまったののリベンジをずっと考えていたのだが、今回の探索で見通しがついた。
近いうちに、上道の完全制覇を目指すことにする。
最近のコメント