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カテゴリー「峠を行く」の145件の記事

峠のむこうには何がある? 今日も峠を行く・・・

2021年4月13日 (火)

今日も峠を行く 甲府北山 ( 和田峠・金子峠・中峠 ) 

<イチリンソウの花の写真を撮るのがメインだったが、懐かしい金子峠道も歩いた。その後歩いた金子峠から中峠・和田峠までの尾根道は、前回歩いたときは踏み跡もはっきりしとても快適に歩ける山道だったが、今回は倒木が一杯で一部踏み跡もはっきりせず、楽観できないルートになっていた。十分注意して歩くのがいい。ルートを外して、右側帯那側だったらまだいいが左側へ下ってしまうと大変難儀することになる。
 積翠寺から淡雪山を経て湯村山まで甲府北山尾根道を歩く人も結構大勢いるようだが、金子峠から和田峠までは場合によったら帯那の集落側のアスファルト道を下った方がいいかもしれない。藪尾根歩きのベテランの方には余計なお節介だが。>

【歩いた日】令和3年4月12日(月)
【コースタイム】
 和田峠中腹駐車場(9:00)~ (9:30)小松山(9:40)~ (10:00)中峠口 ~(10:20)金子峠口(10:30)~ (11:00)金子峠(11:10) ~尾根道を歩く~ (11:45)中峠~(11:50)石の祠~(12:05)和田峠~(12:25)和田峠中腹駐車場
【参考にした資料 】
 「 1:25,000地形図 甲府北部 」 国土地理院 平成2年2月
 「甲府自然休養林ハイキングマップ 」 林野庁山梨森林管理事務所

<武田の杜遊歩道入口>
 甲府市街から県道104号天神平甲府線の和田峠を稲妻形に登って行き、県立鳥獣センターを過ぎしばらくして大きくカーブするところ(見晴らし広場のひとつ手前のカーブ)道脇に車2台ぐらい駐められる場所がある。ここが武田の杜遊歩道の入口だ。案内看板も設置してある。この武田の杜遊歩道は、ずっとこの先積翠寺方面まで甲府市街北部の山の中腹を貫いているいわばトラバース道だ。

<イチリンソウはまだ開いていない>
 武田の杜遊歩道の入口を入ってすぐイチリンソウの群生地がある。辺り一面一杯白い花が咲いていたが、朝まだ早いということで完全に開ききっていない。入口から数分だから、帰りにもう一度撮りに寄ろう。

<甲府名山10小松山へ>
 イチリンソウ群生地を過ぎ、その先の和田峠の上の方から流れてくる小さな沢を渡る。道脇にはイカリソウが一杯咲いている。武田の杜遊歩道といったん分かれ、山道を右にとる。やまなしの森100選「小松山のアカマツ林」という看板が立っていた。なるほど赤松の木がいっぱいだ。分岐から少し下り、また登りになり階段状になっている山道を登ると甲府名山小松山頂上(510m)だ。

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 富士山は靄ってよく見えないが、甲府盆地の街並みがよく眺められた。また西方向手前には、先日来何度も登っている法泉寺山がかっこよく見えた。

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<小松山から中峠口へ>

 小松山頂上で10分ほど休み、先ほどの分岐に戻り、中峠口へ向かう。ここから先もほとんど平らな山道だ。右側下には塚原、武田、積翠寺辺りの家並みを見下ろすことが出来る。途中、ハルリンドウの群生地があった 。

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 イカリソウ、ヒトリシズカなどの花も咲いていて、うれしくなった。小松山分岐から20分ほど進んだところに、小さな沢が10m程離れて二つあり、一つ目の沢付近にイチリンソウの花が一杯咲いていた。

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 二つ目の沢が中峠へ上る山道だ。ここから下れば塚原の集落に行き着くのだろうが、はっきりとした下る道は確認できなかった。ここから登れば中峠(塚原峠)だが、今回は金子峠から尾根道を廻って中峠に行くことになる。

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<初めて歩く道 中峠口から金子峠口へ>

 ここからは初めて歩く道だ。今までと同様ほとんど平らな道が続く。右下方向には、林間に武田神社の森や竜が池が見えた。20分ほどで金子峠口だ。塚原の集落から金子峠へ登る峠道のちょうど中間ぐらいに出たことになる。この金子峠へ登る山道は、学生時代養護施設建設のボランティアで上帯那へ上るために何度も歩いた懐かしい道だ。

<金子峠口から懐かしい峠道を金子峠へ>
 塚原集落からの峠道の途中からだが、金子峠へ向けて歩き始めた。稲妻形に登る山道は、さすが昔の峠道だ、とても登りやすい。金子峠口から登り始めて30分で、金子峠に着いた。峠の10m程手前に石仏を見る。

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 この金子峠には、学生時代以降も上帯那、大正池側からも何度もきている。上帯那側からは、車で10m手前ぐらいまで来れるのだ(^0^)
 峠を西に向けて10m程登ったところに甲府市の広報に以前載っていた板碑(石碑)がある。室町時代末期のものだそうだ。

<金子峠から中峠へ尾根道を歩く>
 金子峠から中峠に向けて尾根道を上る。しばらくは上り坂だがすぐ平坦な山道になった。725m峰は、あっという間に通過。倒木が沢山あり、歩き難い。踏み跡も所々薄くなり、進む道が分からなくなるが、所々にある赤テープを頼りに進む。以前に歩いたときは、もとはっきりとした踏み跡があり、安心して歩けた記憶があるが、少し楽観できないルートになってしまった。ルートファンディングの目が必要な道になった。まあ、こういう山道の方が楽しいという人もいるが。

<中峠(塚原峠>
 中峠(塚原峠ともいう)には石仏が三体ばかりあり、古い峠であることがわかる。向こう側へ下ったところが塚原の集落である。塚原から中峠を歩いて越え、千代田小学校へ毎日通っていた校長先生がいたという。「車窓の山旅・中央線から見える山」の著者山村正光のさんのお父さんだ。

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<中峠から石祠を見て和田峠へ>

 峠からさらに南西方向に少し登り尾根を歩く。最初の登口に、イワカガミの群生がありうれしかった。こんなところにもイワカガミが咲いていた!

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 ここの山道も距離的には短いが、楽観できない。ピークに石祠を見て下り始める。

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 道はかすかな踏み跡程度、その踏み跡を外さないように神経を使った。階段状の山道になると、出口が近い。そこから小さい沢に架かっている橋(このすぐ下がカタクリの群生地)を渡って和田峠の天神平甲府線の道路だ。アスファルトの道を下って、20分で先ほど車を駐めた場所へ戻った。
 そのまま山道に入り、先ほどのイチリンソウの群生地へ、今度は沢山のイチリンソウの花が完全に花開いており、思う存分写真を撮った。

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 こちらの記事もご覧ください
  2012年3月10日の記事
     →  金子峠から中峠、和田峠へ 尾根道を歩く

2021年4月 3日 (土)

市川三郷町大塚 桜峠の桜

【 歩 い た 日 】 令和3年3月30日(火)
【コースと時間】 歌舞伎公園駐車場10:10-10:15山の先生記念公園-10:35作業小屋-10:40左下に池を見る-11:00竜ノ口坂峠-11:20浅間山三角点(593.9m)11:30-11:35林道桜峠-11:40桜の丘12:25-12:30桜峠-峠北側に峠道を下る-石仏 ー 林道を横切る-旧地形図破線の小尾根を下る-12:40石仏-林道-12:50反対側の小尾根で石仏2体を見る-再び林道へ-林道を下る-12:55林道ゲート-農道-13:25広域農道へ降りる-13:45歌舞伎公園駐車場

 いつものように歌舞伎公園駐車場に車を駐め、広域農道を10mも西に歩くと、「山の先生・丹沢正作」記念公園への入口がある。Imgp23481 公園の小さな藁葺き屋根の小屋を見て、すぐ山道に入る。落葉に埋まった山道で、イノシシの掘り返した痕が続く。先日の雨で、山道に水が流れているところもある。

 朽ち倒れた作業小屋の脇を通り過ごし、ちょっとした平地に小さな石祠を見る。『甲斐国志』にある竜ノ口峠と思われる峠状のところを通り過ごし、いよいよ昔、畑だったという広い尾根に出る。Imgp23651 以前と違って、葦は切り払ってあり、歩きやすいまっすぐの山道を進むと、浅間山三角点(593.9m)に着く。市川大門の街並み、三郡橋、櫛形山中腹の平林の集落もよく見える。

 三角点で10分ほど休む。三角点からは、すぐ林道桜峠だ。林道手前で山歩き姿の三人の方に出会う。桜峠の桜が綺麗ですよという言葉に期待が膨らんだ。林道桜峠には車が1台駐めてあり、若干興ざめ。もっとも私も車で来たことがあるか。林道から古いトイレと思われる小屋の脇を登ると桜峠の桜が見える。

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 今年も同じだ・・・誰もいない桜峠の丘、何十本もの桜の花が咲きほこり、鳥の声がチーチーと賑やかに響く。時折吹く快い風・・・桜の花びらがひと片ふた片ヒラヒラと舞い降りる。まさに山上の桜の楽園を独り占め・・・

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 桜峠に降りる。草木は刈り払ってあり、峠らしい雰囲気がする。芦川沿いの中山辺りから大塚へ越える峠だ。ホームページでよくやりとりをした「峠のむこうへ」さんが掛けた桜峠の表示板はまだあったが、文字はもう読めなくなっている。Imgp24131 あの頃からも時が流れたのだ。峠東側の小丘の祠はしっかりと峠を見下ろしていた。

 峠を北西へ下りすぐ石仏を見、林道を横切り、以前下ったことのある小尾根に入る。木々に行く手を阻まれることが多いが、何とか薄い踏み跡を辿りながら下ったところでまた古い石仏を見る。Imgp24181 ほとんど人が通らない廃道に近い峠道を下っている私を見守ってくれていらっしゃる石仏さんに感謝、手を合わせる。

 小尾根からいったん林道に下り、反対側に上った尾根(小丘)に2体の石仏を見る。昔の峠道にあったものか、ごく新しいものなのかわからないが、こんなところにも石仏があるのだ。

 2体の石仏を見てすぐまた林道へ下り、その後は林道をそのまま下る。桜峠林道が始まる地点には獣除けのゲートが設置されている。ここからはもう普通の畑が続いている。みたまの湯へ行く道から左へ外れ、ゆったりとした気持ちで、広がる畑の中の舗装された農道を進んだ。農道の両側にも桜が咲いていた。Imgp24291 桜越しに三郡橋、旧田富町辺りの街並みが眺められたが、その先に見えるはずの八ヶ岳などは黄砂のせいで靄っていて全く見えなかった。

 長く続く芦川北陵西端から登り、三角点浅間山を経て桜峠へ、桜峠に大勢に見られることなく咲く桜を堪能し、そして古い峠道を下り、みたまの湯を脇に見て広域農道へ・・・充実、満足の桜のお花見、山歩き、峠歩きだった。

2020年6月 4日 (木)

甲斐百山「醍醐山」に登る

【山行日】 2020年5月28日(木)
【天候】 晴
【コースタイム】
 JR身延線甲斐常葉駅(9:35)~「是より山道」登山口(9:45)~鳩打峠(10:15-10:20)~五老峰展望台(10:35)~醍醐山山頂(11:15-11:40)~大子集落(12:05-12:15)~下部側登山口上の平集落(12:40)~下部駅(12:50-13:00)~甲斐常葉駅(13:35)
【参考にした資料 】
 「 1:25,000地形図 切石 」 平成11年1月 国土地理院
 「 甲斐百山 」日本山岳会山梨支部 令和元年12月
 「 甲斐の山旅・甲州百山 」山村正光 他 1989年10月 実業之日本社

 甲斐常葉駅から歩いて10分ほどで、「是より山道」と彫ってある石物(*)がある。醍醐山登山口だ。なかなか味のある古そうな石で、これからいよいよ、がんばって登るぞ!という気持ちになった。 

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 檜林の中の山道をゆっくり登る。林の中に土塁のような山道が出てくるとすぐ先が鳩打峠で、ここでこの下鳩打トンネル脇から登ってくる登山道が合流する。以前醍醐山へ登ったときは、この山道を登ってきたのだ。

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 五老峰展望台を過ぎ、右手下にブースターアンテナ群を見て通り過ぎる。このアンテナは今も使われているのだろうか。ここを過ぎると、すぐ醍醐山山頂(634.8m)だ。四捨五入すると635mでムサシにならない(^0^) 東屋があり、早めの昼食を食べる。山登りはいつもそうだが、この時が至福の時。

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 下山は前回はここから鳩打峠の方へ引き返したが、今回は下部駅方面へ下る。まもなく大子峠の下にある大子集落だ。何軒かの集落だったようだが、廃村のようだ。しかしどうも一軒だけはどうも人が住んでいるようでもある。ありがたいことに「トイレをお使いください。」の張り紙がしてあった。心遣いがうれしい。

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 大子集落から30分で上之平の集落で、下部駅側の醍醐山登山口だ。

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 ここから下部駅まで国道300号線を歩いて10分。電車があれば、一駅だけでも乗ろうと思ったが、生憎次の鈍行は1時間も後。国道を歩くことにする。
 下部駅から、甲斐常葉まで舗装道路を歩く。常葉川を眺めたり、時々ある集落の家々を眺めながらで退屈はしなかった。30分で甲斐常葉駅に戻る。

 2回目の醍醐山、今回は鳩打峠、大子峠の二つの峠を通過、おまけに懸案だった古い大子集落を訪れることが出来て満足満足の里山歩きだった。


追記)
 (*) Facebook「醍醐山と下部温泉」R3.3.6 によると、この石碑は平成27年秋に地元の末廣石材から寄贈されたものだそうだ。人里と山を分ける石碑として後世まで残るものだろう。

2020年5月 7日 (木)

梨の木峠から甲斐百山甲府名山「八王子山」に登り和田峠に下る

<甲斐百山は日本山岳会山梨支部が、甲府名山は甲府市が、ごく最近選定した山梨県、甲府市の山々である。「八王子山」は、この両方に選ばれている。私の山歩きのホームグラウンドともいえる山で、もう数え切れないほど何回も登っている。山登りというより山歩き山散歩という感じなのだが、今回またまた登ったのでレポートしたい。>

【 歩 い た 日 】 令和2年5月4月(月)
【 コースと時間 】 梨の木峠14:30-14:50展望のいい岩場-15:00八王子山15:10-15:30白山15:40-16:00和田峠16:10-16:30梨の木峠
【参考にした資料 】
 「 1:25,000地形図 甲府北部 」 国土地理院 平成2年4月
 「 甲斐の山山 」 小林経雄 平成4年3月 新ハイキング社
 「『甲斐山岳』第11号別冊 甲斐百山」日本山岳会山梨支部 令和元年12月15日
 「甲府名山手帳」甲府市 令和元年8月

 梨の木峠(555m)は、甲府山宮羽黒から千代田湖、下帯那方面へ越える峠で、車道が通じている。Imgp89441 峠の10mほど手前に車数台駐められる場所がある。ここが今日の八王子山への登り口だ。以前ここに旧田富町の保養施設があったと聞いている。それらの施設ももうほとんどが朽ち果てていて、一棟が何かに利用されているのだろうか、まだ建物が残っている。

 軽い登りで、いつの間にか山道に白い土が混じり始める。花崗岩が崩れたものだ。展望のいい岩場になる。この岩も花崗岩だろう。ここは、周りの山々、盆地の眺めが八王子山頂上よりもいい。今日は曇っていて見えないが、いつもは甲府盆地の向こうに富士山、南アルプスが眺められる。カメラの望遠レンズで眺めると我が家を発見できる(^0^)Imgp89071

 そこから更に5分で八王子山山頂だ。大きな八王子神社の石の祠の裏に「白山 620m」という新しい看板が出来ていた。もともとこの山を「白山」と呼ぶ人もいた。どなたがこの看板を付けたかわからないが、この人は「白山」とした。ただ「甲斐百山」でも「甲府名山」でも「八王子山」としており、私も以前から「八王子山」でいいのではないかと思っている。「甲斐百山」を読むと、「堂ノ山」という別名もあるらしい。Imgp89081

 八王子山から、急な山道を20mばかり下ると、後はちょっとしたアップダウンはあるが、ほとんど平らな山道になる。遊歩道といってもいいかもしれない。新緑の林の中の山道で本当に気持ちがいい。20分ほどで東屋のある眺めのいい花崗岩の頂きに着く。むしろここの方が「白山」と呼ぶにふさわしいと私は思っている。しばらく千代田湖を見下ろし、その向こうに見える南アルプスの眺めを楽しんだ。Imgp89121 千代田湖畔の登口から登ってきたのだろうお母さんが赤ちゃんを抱っこし、お父さんが4~5才の男の子を連れて若い親子が登ってきたのを微笑んで迎えて、私は和田峠方面へ向けて出発。峠の県道に下りる直前の山の斜面には、まだ白いカイイワカガミの咲き残りがあった。Imgp89201

 千代田湖畔道路脇の空き地には山梨ナンバーの車が駐車、釣り客、家族連れが(三密にはなっていない)楽しそう。千代田湖畔を20分ほど歩き、梨の木峠へ戻った。軽い里山歩き、いい運動ウオーキング、いい気晴らしになった。

2020年4月20日 (月)

今日も峠を行く 和田峠 中峠

【歩いた日】令和2年4月15日(水)
【コースタイム】
 和田峠中腹駐車場(10:00)~(10:05)イチリンソウ群生地写真撮影(10:30)~ 小松山分岐(10:50)~ (11:10)中峠口 ~(11:30)中峠(11:40)~ (11:50)和田峠 ~ (12:15)和田峠中腹駐車場
【参考にした資料 】
 「 1:25,000地形図 甲府北部 」 国土地理院 平成2年2月
 「甲府自然休養林ハイキングマップ 」 林野庁山梨森林管理事務所

 甲府市街から和田峠の稲妻形の県道を登っていくと、しばらくして道脇に車2台ぐらい駐められる場所がある。ここが武田の杜遊歩道の入口だ。案内看板も設置してある。ずっとこの先積翠寺方面まで甲府市街北部の山の中腹を遊歩道山道は伸びている。中峠道と交差するところまでこの山道を進むことにする。

 イチリンソウの群生地を過ぎ和田峠の上の方から流れてくる小さな沢を渡り、小松山分岐までは先日歩いた。ここから先もほとんど平らな山道を進む。右側下には塚原、武田、積翠寺辺りの家並みを見下ろすことが出来る。途中、ハルリンドウの群生地があった。イカリソウ、ホタルカズラ、ヒトリシズカなどの花も咲いていて、楽しんだ。小松山分岐から20分ほど進んだところ、小さな沢が10m程離れて二つあり、二つ目の沢が中峠へ上る山道だ。ここから下れば塚原の集落に行き着くのだろうが、はっきりとした下る道は確認できなかった。

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 今回はこの中峠分岐から水が流れている沢に沿った山道を、上の中峠を目指して登るのだ。しばらく水の流れている谷沿いを歩くが、やがて峠道らしき山道になった。この山道を地元の登山家山村正光さんのお父さんが、麓の塚原の集落から峠の向こうの学校まで歩いて通った道なのだと思うと感慨深かった。一度左に峠らしきながめのいい場所(637mへのピーク分岐)を通り過ごしてほんの5分ほどいったところが、もう何度も来ている中峠だった。古い二つの石仏の前になんか新しき石仏がひとつ作られていた。

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 この中峠から左に小山を超えて旧キャンプ場に抜ける道を歩いたこともあるが、今回は峠からしばらく先に進んでアスファルトに変わった道を和田峠へ抜け、和田峠からアスファルトの道を峠中腹の車を駐めたところまで歩き下った。

2019年11月22日 (金)

里山「荒倉山」に登る

 <いつもの気のおけない仲間との楽しい山歩き、今回は韮崎円井の里山「荒倉山」への山歩き。>

 荒倉山は私は3回目になる。一回目は、平川峠あるいはその先林道終点まで車で行きそこから登ったのだが、今回は宇波円井の集落の先にある龍珠院脇の駐車場に車を駐めそこから歩き始めた。かかし型の荒倉山案内板の上にモミジが見事真っ赤に紅葉していた。

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 平川峠までは木々に囲まれた薄暗い谷沿いの登山道を歩く。平川峠で一休み、峠のちょっと先林道沿いにある登口から今度は明るい尾根伝いに登り、途中もう一回林道に出て、しばらく行った林道終点からまた山道に入った。そこからは、100mごとの看板に励まされながら登る。途中、つぶら松の展望所からの八ヶ岳の眺めが素晴らしかった。

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 頂上では、かかしが迎えてくれた。このかかしの案内板は、麓の集落で毎年行われる「かかし祭」に因んでの設置のようだ。1,132m。頂上からは、雲海の上に逆光だが富士山が見えていてよかった。頂上辺りから以前はよく眺められた鳳凰山は、木々が茂りほとんど見えなかった。残念!

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 仲間と楽しく談笑しながらの下山。下山後は、ノーベル賞をもらった大村智先生に因む白山温泉に入り、隣にあるそば処でそばを食べてご機嫌の山行きアフターだった。

              (令和元年11月19日の山行き)        

2019年11月 8日 (金)

平川峠から荒倉山へ

<かっての登山者が鳳凰山に登る時に越えたという平川峠を歩き、そこから荒倉山(1,132m)に登った。十何年ぶりかの荒倉山、本当に久しぶりなので始めて登る山と同様一抹の不安を抱えながら登ったが、山頂に至ったときの喜び爽快感は格別だった。・・・久しぶりの静かなゆっくりの山歩きに、心が洗われるような気持ちになった。>

【 歩 い た 日 】 令和元年11月4日(月)
【コースと時間】 甲府=穴山橋=龍珠院8:20-9:00平川峠9:15-9:40林道へ出る-9:45林道終点-10:25つぶらの松-10:35荒倉山(1,132m)11:20-11:50林道終点-(林道を歩く)-12:25平川峠-13:00龍珠院
【 参考にした資料 】
 「白旗史朗の甲斐山歌」 白旗史朗 2008年9月 新日本出版社
 「 甲斐の山旅・甲州百山 」 山村正光他 1989年10月 実業之日本社 
 「 出会いがあるから山へ行く 」 矢崎茂雄 2006年3月 山梨ふるさと文庫
  
「 1:25,000地形図 若神子」 平成17年11月 国土地理院
 「 1:25,000地形図 韮崎」 平成元年8月 国土地理院

 国道20号線を走り、穴山橋を渡ったところで国道を外れる。德島せぎを渡り、宇波円井(うばつぶらい)の集落に入る。集落の中の狭い道を走ると龍珠院脇の駐車場(登山口)である。車が5~6台は駐められそうである。登山者用の簡易トイレも設置してあった。

 龍珠院から沢沿いの登山道を40分で平川峠に着いた。かっての登山者は、穴山駅から釜無川を渡り、この平川峠を越え小武川象ノ鼻に下り、そこから鳳凰山に登ったという。

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 平川峠には麓からずっと遠回りをしてきた林道が通っている。この林道を50mばかり左へ歩いたところから山道に入る。25分ほど山道を歩くと、いったん林道へ出て、しばらく林道を歩くと林道終点である。以前この荒倉山に登った時は、ここまで車で来たのだろうか。はっきりとした記憶がない。

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 ここからまた山道に入る。頂上手前1,000mから100mごとに看板がありうるさいぐらいだが、まあそれを見ながら頂上を目指す。

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 頂上手前でカラ松林の向こうに八ヶ岳が展望できる。残念ながら頂上は雲に隠れていた。平川峠から1時間20分で荒倉山山頂(1,132m)に着いた。所々にあった地元の人が作ってくれただろうかかしの大きな案内板が、ここ頂上にも設置されていた。里山らしく、木の祠とお地蔵さんも写真に写っている。

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 山頂からは御坂山塊、甲府盆地を遙か下に従えた富士山が見えた。絶景である。かっては大きく迫力ある鳳凰山が眺められたというが、今は樹間にわずかに眺められるのみ。

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 下りは、登りきった安堵感満足感で、明るい気持ちで楽しく龍珠院駐車場までゆっくり歩き下った。

 

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・・・ 古い山行き記録を見つけた ・・・

□ 2006年6月 4日 (日) 荒倉山(1132m)
 矢崎茂男先生の「出会いがあるから山へ行く」(山梨ふるさと文庫)に刺激され、荒倉山(1132m)へ登ってきた。矢崎先生よりももっと安直に、平川峠を通り過ごし、林道終点まで車であった。
 途中宇波円井の集落に入る道では、猿の一団に迎えられた。20匹ぐらいいただろうか。竜珠院の登り口辺りには、「熊出没注意」の看板が。また登山道の途中ではイノシシ(?)が掘り返した痕があったり。
 登山口から尾根沿いに約40分で山頂。あいにく眺めはあまりよくなかったが、頂上をほんの少し西へ行ったところから山頂に雪のまだ残った鳳凰の山が眺められた。途中、夫婦と家族連れに会った他は、会った人なし。静かなゆったりとした気持ちでの山行きができた。
 林道途中、円池を見た。水は枯れて、なかった。「円井」の地名はこの円池に因むという。

□ 2006年6月 5日 (月) 平川(たいらがわ)峠
 平川(たいらがわ)峠は、鳳凰登山のメインルートであったという。人々は、中央線の穴山駅から穴山橋を渡り、この峠を越え、小武川に下り、そして鳳凰に向かったそうだ。
 宇波円井から平川峠までの道は荒倉山への登山道として健在だが、峠から小武川に下る道は見つけることができなかった。木々、藪に被われ既に廃道となっているのだろうか・・・ 。

□ 2006年6月 6日 (火) 「円池(つぶらいけ)」「円井(つぶらい)」
 甲府から20号線を長野へ向かい、穴山橋を過ぎたあたりに「上円井」という集落がある。知人がここの住所だということもあり、以前から興味を引く地名だった。今回、荒倉山へ向かう途中で、山の中にこの「円井」の地名の語源を見つけてうれしくなってしまった。
 薄暗い林の中に「円池(つぶらいけ)」「円井(つぶらい)」はあった。雨が沢山降るときにはきっと水を湛え、正に丸池になったのだろう。昔人は、何かに付けこの池を訪れた。そして祈った。山のふもとも含めてその辺り一帯を「円井」 というようになった。

2019年8月 9日 (金)

南アルプス 仙水峠へ

<勧学院OBの仲間と、南アルプス北沢峠から仙水峠まで歩いてきました。何年か前甲斐駒へ登った(*)とき、雨の中、真っ暗な山道をただひたすら歩いたのと違い、今回は爽やかな微風が吹く中、仙水谷を軽やかに登りました。仙水峠からは迫力ある甲斐駒摩利支天も眺められて、満足の山歩きでした。>

【 歩 い た 日 】 令和元年8月5日(月)
【コースと時間】 仙丈岳二合目コース入口9:30-長衛小屋-10:20仙水小屋10:30-11:15仙水峠11:40-12:30仙水小屋12:40-長衛小屋-13:30北沢峠
【 参考にした資料 】
 「 山梨百名山 」 監修山梨県 平成10年3月 山梨日々新聞社 
 「 甲斐の山山 」 小林経雄 平成4年3月 新ハイキング社

<芦安バス停から北沢峠へ>
Imgp66051 幸いにも芦安バス停のすぐ近く駐車場に車を駐めることが出来た。そこから芦安観光の乗合バスで広河原まで、広河原からは南アルプス市営のバスに乗った。途中北岳がよく眺められるところがあった。 まだ残っている雪渓が白く輝いていた。北沢峠手前の仙丈岳二合目入口で、バスから降りることができてこれまたラッキーだった。

Imgp66251<長衞小屋、仙水小屋を経て仙水峠へ>
 長衞小屋のテント場には、色とりどりのテントが一杯で、若者が大勢楽しそうにたむろしていた。いいな~ああいう時代に戻れたらと思った。仙水谷沿いの山道をゆっくりゆっくり登った。仙水小屋の前の水場で水を飲ませてもらう。まさに力水、美味しかった。森林の中の道から岩だらけの道を登るようになった。周りを見まわしても岩だらけだで岩塊斜面だ。どうしてこういう地形になるのか不思議だ。坂がなるくなると仙水峠(2264m)だった。

Imgp66131<仙水峠から見上げる甲斐駒>
 ここから見上げる甲斐駒ヶ岳摩利支天は圧巻だ。前回ここを通ったときには見えなかったから初見になるのだ。峠で昼食、おにぎりを食べていると、次から次へ人が下ってくる。朝早く出発し甲斐駒ヶ岳を制覇した人たちが下ってきているのだ。みんな疲れているようだがうれしいそうだ。登りきって下ってきているという達成感、満足感だ。私も経験がある

<ぎりぎり帰りのバスに間に合った>
 下りは13時30分の北沢峠発のバスに乗りたいということで、仙丈小屋で水を飲みちょっと休憩しただけで下り急いだ。わずかの距離だが、長衞小屋から北沢峠までの登りきつかった。ぎりぎり間に合い、バスに乗った。


 (*) → 日本百名山山梨百名山「甲斐駒ヶ岳」へ登る

2019年8月 7日 (水)

湯の沢峠 お花畑 山梨百名山「大蔵高丸」

【 歩 い た 日 】 令和元年8月2日(日)
【コースと時間】 甲府8:00=54.6㎞=9:20湯の沢峠9:30-9:50湯の沢のお花畑-10:30大蔵高丸10:50-11:40湯の沢峠 (花の写真を撮りながらで時間は余り正確ではない)
【 参考にした資料 】
 「 山梨百名山 」 監修山梨県 平成10年3月 山梨日々新聞社 
 「 甲斐の山山 」 小林経雄 平成4年3月 新ハイキング社

 大蔵高丸(1781m)には何度も登っている。林道が湯の沢峠まで伸びており、そこから1時間ほどで登ることが出来る山梨百名山だ。湯の沢峠から山頂に至る途中に「湯の沢峠のお花畑」と銘打った、山の花が沢山咲いているところがある。
 何年か前に山の花保護のための獣除けの柵が設置されていて、登山道途中にいくつか扉がある。開けたら必ず閉めることを心がけている。柵が設置される前よりも数段花が沢山咲くようになったということでうれしいことだ。

 

<キバナノヤマオダマキ(黄花山苧環)>

Imgp65601

 

<ホタルブクロ(蛍袋)>

Imgp65591

 

<ウスユキソウ(薄雪草)>

Imgp65581

 

<タチフウロ(立風露)>

Imgp65521

 

<ホソバノキリンソウ(細葉の麒麟草)>

Imgp65511

 

<オミナエシ(女郎花)>

Imgp65461

 

<コウリンカ(紅輪花)>

Imgp65401

 

<シモツケソウ(下野草) >

Imgp65161

 

<ノハラアザミ(野原薊)>

Imgp64961

 

<注意道路情報 R1.8.2現在>
 湯の沢峠駐車場手前2㎞で林道の舗装が切れる。大雨の流水で道路が所々掘られ荒れており、普通乗用車では通行が若干厳しい状況である。

2019年5月 9日 (木)

山梨百名山79座目「毛無山」

<鶏冠山などいくつかの山はとても無理だと思って、山梨100名山全部踏破はもともとあきらめていた。それでもと思いながら、登り続けてきて、今回の「毛無山」で山梨百名山79座目となった。>

【 登った山 】 山梨百名山「毛無山(1,946m)」
【 登った日 】 令和元年5月6日(月)
【 コースと時間】
 甲府5:40=中央道双葉スマートIC=中部横断道下部早川IC=下部温泉街=6:40毛無山登山口7:10-8:30山の神8:40-9:00中山金山跡-9:30第二地蔵峠9:40-11:10毛無山山頂11:20-12:30第二地蔵峠-13:00山の神13:10-14:10登山口
【 参考にした資料 】
 「 新版 アタック 山梨百名山 」 監修 山梨メーブルクラブ 平成22年4月 山梨日々新聞社 
 「 甲斐の山山 」 小林経雄 平成4年3月 新ハイキング社

Imgp58080  先頃供用開始になった下部早川ICで中部横断道を下り、狭い下部温泉街の道、湯之奥の集落を通り、毛無山登山口に着いた。ここには車5~6台駐められる駐車場がある。中山金山と毛無山の説明板を見て、登山道に入った。

 ひたすら登りの登山道を登る。去年の台風の影響か倒木が結構あり、登山道を塞いでいるところもあったが、一応通れるようにはなっていた。中山金山跡を眺めながら、第二地蔵峠に着いた。ここまでは、一度湯之奥金山博物館が主催した中山金山見学会で登ってきたことがあった。

Imgp58400_1  霧が出ていて、楽しみにしていた富士山はまったく見えなかった。ここから頂上をめざす。アップダウンが結構あり、時間がコースタイムよりも大分かかってしまった。頂上でも眺めは全くなかった。それどころか雨も少し降ってきたので、一等三角点と山頂の標柱を写真に収め早めに頂上を退散した。

*山梨百名山木標のあるここにある一等三角点は、標高1945.5mだ。毛無山には三つのピークがあって一番高いところが1,946mだそうだ。ちなみに山梨県には一等三角点は二つだそうだ。(もう一つは甲斐駒ヶ岳。)Imgp58440

 楽しみにしていた峠からの富士山、麓の朝霧高原、山頂から見えるという駿河湾や伊豆半島は、辺り一面の霧で見ることは出来なかったが、27,000歩の今までの最高歩数、静かな山歩きと山梨百名山1座ゲットで満足、満足の山行きだった。

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