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2012年3月25日 (日)

今日も峠を行く 竹日向から天神峠を越えて塔岩へ

 甲府北山昇仙峡、この近辺一時頻繁だったクマ出没の情報も、最近はまったくなくなりました。そして、何よりもインターネットで検索した~塔岩林道途中からP913近辺に登り、さらにそのまま尾根を天神峠を経て帯那山山頂まで行き、その後旧帯那牧場付近から尾根や沢を下り塔岩を通って塔岩林道に戻った~という記事に刺激され、私も「塔岩天神峠近辺」探索を再開しました。

 * 2万5千分の一の地形図「甲府北部」を見ながら読んでいただくとわかりやすい。

 今回(3月22日)も、竹日向側から登りました。(というのは、塔岩側から天神峠へ登る峠道は、竹藪に阻まれたり、踏跡が落葉で隠されていてはっきりしなかったりで、何度登っても同じルートをとれないのです。)Takehinata003
 蛇足で、不本意でもあるのですが、携帯ラジオの音を大きくし、リュックに吊した二つの鈴の音を鳴らしながら歩きました。(まだまだクマが心配です。)
 

 竹日向集落手前の広場に車を駐めさせてもらいスタートです。集落に入ってほんの50mも行かないうちに、右にコンクリートで舗装された小道を竹日向町公会堂方面に向Takehinata007かいます。この公会堂前がちょっとした小峠で、ここを越えるとすぐ林道に下り立ちます。ここにもいくつか石仏を見ます。ちょっと高めの岩の上にも石仏がありました。峠越えをする人々の安全を祈る馬頭観音もあったでしょうか。

 林道を10分も歩くと、林道は終点。ここを右へトラバースしていく道がダアス峠P913付近を経て平瀬へ長く下っていく道です。
 天神峠へは、左へ沢沿いに登ります。林道の突き当たりのガレを無理して登っても、手前ガードレールの脇から左の沢へ入って進んでも結局同じ辺りを登ることになります。
 すぐ谷の左側に柵で囲ってあるところを2ヵ所ぐらい見ます。少し水が流れている沢を左Takehinata005右に渡りながらしばらく登ると、狭い沢もだんだん広くなります。あちこちに低い石垣を見ます。ここは何だったのでしょうか。田畑ではないような・・・、もちろん家があった跡ではない。

 やがて一面落葉に埋もれた広い沢になりさらに登ると、やがて正面に左下がりの小尾根が見えてきます。この手前にかすかに右にトラバースぎみに登る踏跡が見つかります。これが天神峠に登る道です。この道を辿るとすぐ待望の天神峠です。ここまで林道終点から45分ぐらいです。
 峠を示すものは何もありませんが、送電線鉄塔の方向を示すと思われる「←No18 No17→」の黄色い鉄杭がありました。
 (「峠のむこうへ」さんからもらった昔の古い地図で検討すると、ここが昔の「天神峠」で間違いないと思います。)
 右の写真は、竹日向側から塔岩側に向かって撮りました。Tenjintoge003

 天神峠から、塔岩側に下る道もはっきりしていますが、20~30mも下るともう落葉に覆われはっきりしなくなります。斜面がなるくなり、石垣があったりしますが、その先が例の竹藪です。竹藪の中を、倒れている竹をくぐり抜けながら道らしくなっている筋道(はっきりしませんが)を下ります。まもなく集落跡を通過、なんとか塔岩集落跡入口の橋のたもとに行き着きました。峠からここまで20分ぐらいでしょうか。
 ほっと一休み・・・。
 (次の機会には、ここから見える沢沿いに上帯那に越える地形図にもある破線の峠道を歩きたいと思いました。この峠越えは、私は何回も失敗しているのです。)

 さて、一休みした後、天神峠に登り返しました。今回は、天神峠に直接登ることが出来ました。峠では冷たい風が竹日向側から塔岩側にビュービュー吹き抜けていました。
 この天神峠は、前述したように、もしかしたら「旧天神峠」とした方がいいのかもしれません。今の2万5千分の一の地形図だと、この峠から尾根を少し下り、1030mのピークを下った辺り送電線鉄塔(No18の鉄塔)の辺りを天神峠としています。塔岩から竹日向方面にに抜ける破線も1030mピークと鉄塔のあいだぐらいを通っています。しかし、この辺り、塔岩側はともかく、竹日向側は下るのは不可能ではないかと思うぐらいの急斜面です。それでも、もしかしたらこれが下る踏跡かなと思うかすかな筋道はあるにはありましたが、私には踏み込む勇気はありませんでした。

 送電線鉄塔を10mほど下った平坦地から(新しい地形図ではどうもここを天神峠としているようです。)も、塔岩側にははっきりとした山道が下っています。鉄塔管理の道で、塔岩方面に下れるのだろうと思いましたが、もう何か疲れていることもあり、次の機会にしようと思いました。竹日向側に下る道はやはり見つけることが出来ませんでした。
 (尾根道は、もちろんここからさらにP913方向に向けて下っています。私も途中まで下ったことがありますが、急峻な岩場に阻まれ下るのをあきらめました。)

 P1030を越えて(旧)天神峠に再び戻り、竹日向側に下りトレースする道を進み、途中から道のない沢沿いに下りました。(このまま山道を道なりに進むと、No17 の鉄塔に行き着きます。前に行ったことがあります。)

Takehinata007_2 犬の鳴き声が谷に響く竹日向の集落を通り、車に戻りました。
(先日は、さらにこの竹日向集落から昇仙峡に下る旧道(古道)を歩きました。写真の右に折り返すように下るコンクリートの道が旧道です。)

 今日は、登り下りを何回もしたせいかもしれませんが、何かとても疲れてしまいました。それでも、また天神峠付近の探索が出来て満足、満足。

参考) → やっぱりあった「帯那峠?」「ダアス峠」 ~ 今日も峠を行く 塔岩町天神峠 余聞  ~

 

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コメント

コメントを頂きありがとうございました。

 ロッジ山旅のホームページは、素晴らしい興味ある内容が多く、時々見させていただき、参考にさせていただいております。

 今回は、塔岩天神峠付近を歩かれたようで、その様子もホームページで見させていただきました。
 あの辺りは、私の山歩きの一つのテーマで、今回見ていただいたページの他にも沢山のページがありますので、是非ご覧をいただければと思っています。

 また、御嶽道外道についても、結構沢山のページがありますので、サイト内検索でもしていただいてご覧をいただき、ご指導をいただくと幸いです。
 
 今後とも是非よろしくお願いいたします。

投稿: Tsuka | 2015年1月15日 (木) 09時33分

昨日、長潭橋から天神峠まで歩いてきました。帰ってきてから貴ブログを読み、大変参考になりました。ありがとうございました。

投稿: 長沢洋 | 2015年1月13日 (火) 16時32分

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