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2018年7月17日 (火)

山への思い テレビ「南アルプス大縦走!」を観る

 録画しておいたテレビBSプレミアルのにっぽんトレッキング100「南アルプス大縦走!天空の稜線をゆく」 を観た。(去年9月20日に放送されたものの再放送のようだ。)

 甲斐駒ヶ岳の麓駒ヶ岳神社を出発、日本三大急登といわれる黒戸尾根を登るところから始まる。(最初に出てくる甲斐駒ヶ岳や仙丈岳は私も登ったことがあるので親しみを持って観たのだった。)それから北岳荒川岳、最終赤石岳聖岳まで12日間にわたる南アルプス大縦走だ。

 一人歩く人(もちろん撮影スタッフが何人かいるのだろうが)、小林千穂さんの表情が実に爽やかだ。山岳ライターということだが(しかも山梨に住んでいる?ということだが)、失礼ながら今まで知らなかった人だ。
 この人が淡々と山を歩く。もちろん、時には苦しい登りもあり、雨の中をとぼとぼ歩くような感じの時もある。また時には走り出すほどにうれしく晴れ晴れとした表情の時もある。それがあまり大げさでなく自然なのだ。山を征服するとか絶対登るというようなおごりを感じず、自然体で素直に同感できるのだ。

 余計な人が出ないのがいい。他の同じような番組でよく出る、山とは余り関係ないようなタレントさんやアイドルが出ず、余計なコメントを挟まないのがいい。撮影も淡々と進む。ドローンを使って上空から撮影する場面も多かったが、さすが見応えがある。こういう場面は、以前はあまりなかった。ヘリコプターで撮影ということだったろうが、余り多くはなかった。

 雨の中赤石岳に登った彼女は、更に聖岳へ向かう途中、百間平で赤石岳を一瞬眺めることが出来、涙を流す。わざとでなく自然で爽やかな涙だ。こちらも涙が出てくるようなシーンだった。

 このテレビを見終わって考えたこと。山はいい。多くの場合息はハアハア、ほうほうのていで登り行き着く場所が今回のような南アルプスの高い山眺望のいい山でなくとも、盆地の周りの低い山々でも同じ思いで、喜びをうれしさをかみしめることが出来る。
 これは何だろう。達成感?、征服感?充足感?満足感?一言ではいえない、正に大げさにいえば、生きていてよかったと思う一時なのだ。私は、これからも山へ登り続けることだろう。

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