カテゴリー「山・峠への思い」の96件の記事

実際の山登り山歩き峠歩き以外の諸々の記事 山や峠への私の万感の思い

2019年4月10日 (水)

今日も峠を行く さくらの花びら舞い散る「桜峠」

<「桜峠」という峠は、全国にいっぱい、山梨県内にも何ヶ所かあるようだ。櫛形山の池の茶屋小屋から登ったところの桜峠は実際私も登ったし、山梨市の八幡山の近くにもあるとのこと。今回私が登った「桜峠」は、市川三郷町の大塚、みたまの湯の南の山の尾根、芦川北陵にある峠だ。もう、何回登っただろうか。>

【 歩 い た 日 】 平成31年4月9日(火)
【コースと時間】 歌舞伎公園駐車場9:30-9:35「山の先生・丹沢正作」記念公園-10:00作業小屋-10:05池-10:20竜ノ口坂峠-10:45浅間山三角点(593.9m)-10:50林道桜峠-10:55桜の丘・桜峠12:00-峠北側に峠道を下る-12:10林道を横切る-旧地形図破線の小尾根を下る-12:15石仏-12:25林道-12:28反対側の小尾根で石仏2体を見る-再び林道へ-林道広場-林道を下る-12:45林道ゲート-農道-みたまの湯西側坂道を下る-13:30歌舞伎公園駐車場

<歌舞伎公園から さあ桜峠へ>
 歌舞伎公園駐車場に車を駐め、広域農道を10mも西に歩くと、「山の先生」記念公園への入口がある。舗装された坂道を50~60m登っていくと藁葺きの小屋があり記念碑が建っている。碑文を読む。この「山の先生・丹沢正作」も大変興味を引く人物で、何時か詳しく調べたいと思っている。
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<『甲斐国志』にある「滝ノ口坂」>
 この公園からすぐ山道に入る。地形図の破線の道だ。以前登った時と同様、枯れ落ち葉に埋まった山道が続く。山道脇に、可愛いスミレ、フデリンドウ、ヒトリシズカが咲いていた。
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 『甲斐国志』に【竜ノ口坂(タツノクチサカ)】 「大塚村ノ西ニアリ 此ノ下ニ 三丁六段歩許リノ池アリ・・・」とある池に、今回も山道から下ってみた。直径50~60mぐらいの池だが、水は中心部分に水たまりのようにあるだけだった。竜ノ口坂と思われる峠状のところを通り過ごし、進む。

<浅間山三角点>
 昔、畑だったという広い尾根に登り着く。以前ここを歩いた時は、一面ヨシの原で道などわからない時もあったが、今回はもう遊歩道という感じで巾2m位の平らな道が続いていた。眺めもよくなり、浅間山三角点(593.9m)もすぐ見つかった。Imgp53770
 ここの北側の森が、私が小さい頃麓(旧中巨摩郡玉穂村)から眺めたとき、ライオンや猫のように見えたところだ。今は、何にも見えない、山の上の森にしか見えない。

<桜峠の桜>
 三角点からは下りになり、まもなく林道桜峠だ。みたまの湯から車だったら15分もあれば着いてしまうが、今果たしてここまで走れるかどうかは不明。私がここへ来た始めの頃からあったトイレのようなプレハブの建物の裏の坂道を登る。さあ、桜はどうだろうか、期待が高まる・・・ああ、桜が咲いている。期待したとおりだ。
 私はまた静かに桜の丘の桜を愛でることが出来た。しばらく桜の写真を撮り、正真正銘の桜峠まで下ったりその辺りを歩き回った。うれしいことにホームページ”峠の向こうに”の作者千田さんが設置した木の標が大分朽ちていたがまだ残っていた。峠の石の祠も元通りに鎮座していた。

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 桜の丘に戻り、桜の下で、おにぎりを食べゆっくり休憩する。至福の時だ。桜の花びらが風に吹かれて、芦川の谷の方へ舞い散っていく。桜の花の向こうには、富士山が頭をちょっと覗かせていた。西の方には雪を被って真っ白な南アルプスの山が見えた。

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<桜峠から昔の峠道を下る>
 今日の目的の桜峠の桜を十分楽しみ、下りに向かう。桜峠を北西へ下りすぐ石仏を見、林道を横切り、以前下ったことのある小尾根に入る。尾根筋にはかすかに踏み跡がある。そしてすぐ右下をもう廃道になったような古い道が尾根と並行して下っている。木々に行く手を阻まれることも多いが、何とか踏み跡を辿りながら下ったところでまた石仏を見る。「 天明・・・二月吉日」と読める。

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ほとんど人が通らない廃道の峠道を下っている私を見守ってくれていらっしゃる石仏さんに感謝、手を合わせる。踏み跡薄い峠道に、思いがけずシュンランが咲いていて写真に撮った。

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 小尾根からいったん林道に下り、反対側に上った尾根(小丘)に2体の石仏を見る。昔の峠道にあったものか、ごく新しいものなのかわからないが、こんなところにも石仏があるのだ。
 2体の石仏を見てすぐまた林道へ下る。少し先の林道脇の広場(土砂置き場)からさらに旧道(破線の道)を下ろうとしたが、ちょっと進んだところで踏み跡もなくなったので、無理をせず林道を下ることにした。

<甲府盆地の眺め>
 ちょうど桜峠林道が始まる地点に、獣除けのゲートが設置されている。ここから先はもう畑で、桃の花の向こうに甲府盆地の眺めが素晴らしい。みたまの湯へ行く林道から右へ外れ、ゆったりとした気持ちで、広がる畑の中の舗装された農道を下った。途中ここでも桜が咲いていて、桜の向こうに北岳が雪を被り、鳳凰三山が見事に眺められた。広域農道へ下り着いた。

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 広域農道を20分ほど歩き、歌舞伎公園到着。

<満足満足の桜峠の花見>
 歌舞伎公園から登り、浅間山を経て、桜峠へ、桜峠から古い峠道を下った。今日も桜峠の見事な桜をみることができ、満足満足であった。


 こちらも是非お読み下さい
     →  桜の花びら舞う桜峠へ (平成22年4月13日の記事)

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2018年7月17日 (火)

山への思い テレビ「南アルプス大縦走!」を観る

 録画しておいたテレビBSプレミアルのにっぽんトレッキング100「南アルプス大縦走!天空の稜線をゆく」 を観た。(去年9月20日に放送されたものの再放送のようだ。)

 甲斐駒ヶ岳の麓駒ヶ岳神社を出発、日本三大急登といわれる黒戸尾根を登るところから始まる。(最初に出てくる甲斐駒ヶ岳や仙丈岳は私も登ったことがあるので親しみを持って観たのだった。)それから北岳荒川岳、最終赤石岳聖岳まで12日間にわたる南アルプス大縦走だ。

 一人歩く人(もちろん撮影スタッフが何人かいるのだろうが)、小林千穂さんの表情が実に爽やかだ。山岳ライターということだが(しかも山梨に住んでいる?ということだが)、失礼ながら今まで知らなかった人だ。
 この人が淡々と山を歩く。もちろん、時には苦しい登りもあり、雨の中をとぼとぼ歩くような感じの時もある。また時には走り出すほどにうれしく晴れ晴れとした表情の時もある。それがあまり大げさでなく自然なのだ。山を征服するとか絶対登るというようなおごりを感じず、自然体で素直に同感できるのだ。

 余計な人が出ないのがいい。他の同じような番組でよく出る、山とは余り関係ないようなタレントさんやアイドルが出ず、余計なコメントを挟まないのがいい。撮影も淡々と進む。ドローンを使って上空から撮影する場面も多かったが、さすが見応えがある。こういう場面は、以前はあまりなかった。ヘリコプターで撮影ということだったろうが、余り多くはなかった。

 雨の中赤石岳に登った彼女は、更に聖岳へ向かう途中、百間平で赤石岳を一瞬眺めることが出来、涙を流す。わざとでなく自然で爽やかな涙だ。こちらも涙が出てくるようなシーンだった。

 このテレビを見終わって考えたこと。山はいい。多くの場合息はハアハア、ほうほうのていで登り行き着く場所が今回のような南アルプスの高い山眺望のいい山でなくとも、盆地の周りの低い山々でも同じ思いで、喜びをうれしさをかみしめることが出来る。
 これは何だろう。達成感?、征服感?充足感?満足感?一言ではいえない、正に大げさにいえば、生きていてよかったと思う一時なのだ。私は、これからも山へ登り続けることだろう。

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2017年8月15日 (火)

奥秩父「ナメラ沢」って?

 先日、日本三大峠の一つ雁坂峠へ登ったときのことだ。雁坂トンネル入口の駐車場に車を駐め、出発の準備をしているところへ、一台の車が到着、二人の若者が私と同じように出発の準備を楽しそうにして、すぐ出発していった。私も準備を終え、舗装の林道をゆっくり歩き後を追う様な形になった。Namerazawa0027

 40分ぐらい歩いた林道終点の橋の上で、二人は休んでいた。ゆっくり登ってきたのにお二人さんずいぶん長い時間休んでいるなと思いながら通り過ごし、私は山道に入った。

 頑強そうな若者だから、すぐ追いついて来て追い越していくだろうなと思いきや、いつまで経っても二人は追いついてこない。どうしてしまっただろかと不思議に思いながら、私は這々の体で雁坂峠に到着。ガスが出ていて期待した眺めもほとんどなく、残念に思いながらしばらく休憩の後下山した。雁坂トンネル入口駐車場に戻った時には、もNamerasawa002う二人が乗ってきた車はなかった。

 峠歩きのレポートを書こうと、ふと思いつき「ナメラ沢」と検索してみた。出るわ出るわナメラ沢沢登りのレポートがいっぱい出て来た。なるほどナメラ沢は奥秩父の沢登りで有名なところだったのだ。そういえば、林道終点からしばらく行ったところに写真のような案内表示板があった。そしてその近くには谷へ降りていく薄い踏み跡があった。

 二人は、ナメラ沢遡行を楽しみ帰って行ったんだと納得したのだった。インターネットには、ナメリ沢を遡り破風山に登り、雁坂峠を下ったというレポートもあり、ああこういう楽しみ方、こういうルートもあったのだと思ったのだった。

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2016年12月24日 (土)

山で出会った人々

 寂れてしまった峠や余り人が登らない山を歩くことが多いので、人に会うことは少ないが、それでも時々登山道や山頂で出会った人と話し込んだりすることがある。

 長者ヶ岳へ登っている途中だったか、就活がうまくゆかず、気晴らしにあちこちの山を登り歩いているという青年に会った。汗びっしょりで、とにかく思い通りに行かない現実を忘れるためにがむしゃらに登っているという感じだった。「余り急がないでゆっくり歩けよ。きっといいことがあるよ。」

 これは、大蔵高丸山頂で休んでいるときだったろうか。東京からバイクで麓まで来て、そこから一人で登ってきたという青年に会った。山が好きになったのは、母親が山へよく連れてきてくれたからという。このあたりの山によく登っているという。好青年だったが、話ぷりから、え~マザコンか?と思ったりしてしまった。

 蛾ヶ岳では、卒論でこの近辺の地質を調べているという山ガールに会った。指導教官にこのあたりの地質が面白いので調べてみなさいといわれてこのあたりの山々をよく歩いているという。下山して四尾連湖の駐車場でも顔を会わした。卒論頑張れよという言葉に「はい、頑張ります。」と爽やかな言葉を残し車で走り去っていった。

 上野原秋山の山だったろうか。山頂で会った青年二人は、熊にかじられたという腕の傷を見せてくれた。まるで勲章のように誇らしげだった。ああ怖い怖い!

 人は色々な思いを込めて山へ登っている。明るい楽しい思いを持って山へ登る人はいい。悲しい寂しい思いで山へ登る人もいる。人の人生をちょっと覗き見るような山での人との出会いも楽しく貴重だ。

 私はどんな人生を秘めて山を歩いているだろうか、どんな思いで山を歩いているだろうか。またいつかそんなことにも触れてみよう。

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2016年9月22日 (木)

グレートトラバース2 二百名山一筆書き踏破への道

 NHKテレビBSプレミアルの「グレートトラバース2 二百名山一筆書き踏破への道」が終わった。ずっと毎朝楽しみで見ていたので、終わってしまうとなると何か寂しい思いがする。

 田中陽希さんが最終に近い回で、「一歩一歩・・・いつか一歩が百歩になって百歩が千歩になって、千歩が一万歩になって・・数え切れないぐらいの歩数を歩いてきたと思うんですが、たかが一歩されど一歩というところであの一歩があったから今ここにいるし、あの一歩がなければ今ここに立ってない・・すべてが今ここにいさせてくれる糧になっているんだなと感じますね・・・」と言っていたが名言だと思う。

 北海道宗谷岬から、九州佐多岬まで8,000㎞、二百名山を歩いて踏破したということだからすごいものだ。山梨県の山にも沢山登ったようでうれしかった。

 また総集編のようなものが、放送されるようで楽しみにしている。

 2015年10月11日の記事 →  「グレートトラバース2 二百名山一筆書き踏破への道」を観る

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2016年6月24日 (金)

霧ヶ峰「コロボックル・ヒュッテ」のこと

 私の部屋の書棚に平凡社発行の新版「邂逅の山」がある。もうずいぶん前に買い、チラチラッと読んでそのまま他の山の本と一緒に本棚に並べてあった本である。この本を書いたのが、手塚宗求さんで「コロボックル・ヒュッテ」の創設者だ。改めてこの本を通して読んだ。
 
 この「コロボックル・ヒュッテ」を実際見たのは今回(6月14日)が初めてであるが、もしかしたら私が山を頻繁に歩くようになったのは、この「コロボックル・ヒュッテ」辺りが写っている霧ヶ峰の写真をずいぶん前見たからかもしれないと思う。
 
 今回霧ヶ峰を歩いた時に撮ったのが下の写真だが、この写真と同じような白黒の写真が何かの本に載っていたのだ。上に書いた「邂逅の山」ではない。どの本に載っていたのか定かでないが、正にこの写真と同じような写真であった。不思議と心惹かれ、山へ憧れの思いがより一層強くなったのだった。
 
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<蝶々深山から車山湿原方面に下ったところから車山肩方面を撮った写真である。中央右側の林の中に「コロボックル・ヒュッテ」がある。>

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2016年6月18日 (土)

霧ヶ峰高原を歩く

<勧学院中北教室第27期生ハイキングクラブの仲間と、爽やかな霧ヶ峰高原を歩きました。スキーシーズン以外での霧ヶ峰車山は久しぶりです。
 
 若いころ何度も訪れた霧ヶ峰スキー場の駐車場を通過、ビーナスラインを車山肩を目指しました。車山肩の駐車場には、車はほとんど止まっていませんでした。Suzuran002
 ストレッチ体操をして出発です。すぐ右の林の中に「コロボックル・ヒュッテ」を見てしばらく石ゴロゴロの山道を下ります。山道脇にはかわいいスズランが。よく見かけるスズランよりずっと小ぶりです。レンゲツツジもあちこちに咲いていました。Tutuji002 下りきると沢渡に行きつきました。アスファルトの道が横切っていました。林道のように広い道をしばらく進むと旧御射山。ここで一休みです。
 
 旧御射山からは木道歩きになりました。両側には夏の花が少し咲き始めていました。右正面には鷲ヶ峰が見えていました。Yasima002 そして右一面が広々とした八島ヶ原湿原です。夏には高山植物が一面きれいに咲くことでしょう。今は残念ながら枯草原でした。それでもところどころにある小池と広々とした湿原の平地のコンビネーションは素敵でした。
 
Kirigamine005  八島ヶ原湿原を一めぐり、鎌ヶ池辺りからまた山道を進みます。振り返るとに八島ヶ原湿原から鷲ヶ峰が一望できます。素敵な景色にみんなの歓声が上がります。
 お昼をと思っていた、物見岩は東京の学校の野外活動の生徒たちでいっぱい、お昼はさらに先の蝶々深山で食べることになりました。蝶々深山に着くころには、太陽も雲に隠れ、快適な中でのお昼休みとなりました。
 
 車山頂上を正面に見、車山湿原を巻き、出発点の車山肩に着いたのでした。本当に快適な高原歩きができました。またさらに高山植物が咲き乱れるころ訪れたいねとみんなで話し合いました。
                      (平成28年6月14日歩く)

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2016年6月 2日 (木)

峠を行く ドノコヤ峠を越えて芦安鉱山跡へ

<念願のドノコヤ峠を越え、芦安鉱山跡まで歩いた。聞くに勝る難しい山行きだった。同行引率してくれた芦安ファンクラブのみなさんの援助がなければとても達成できなかった峠越えだった。>

 桃の木温泉より更に奥に送迎のマイクロバスで進む。大雨でもあればとても走れないだろうと思うような河原の中も走る道だ。15分も走っただろうか、車で行ける最終地点のようで広場に何台か車が停まっていて、そこで車から降りる。いよいよ出発だ。全員で準備体操をし、歩き始める。

 流れを右に渡ったり左に渡ったり河原歩きが続く。ごく最近出来たと思P1040164われる立派な砂防堤を過ぎ、歩き始めて30分程で右の尾根に向けて登り始める。この登り口も知っている人でなければわからないかもしれない。小尾根に登り切ったところに、インターネットでよく見た鉄板製の道標があった。この道標はファンクラブの今回同行してくれた隊長さんが10年ほど前に設置したのだという。この後、随所に同じような鉄板製の道標が設置されていた。

P1040172 今回の企画に向けてファンクラブの方々が山道を修理したり新しく造ってくれていただいているようで、それほど難儀をせず登ることができた。やがて大崩ガレを大きく上の方へ迂回して登ることになる。程なく向こう側の南アルプスの山々が見える大尾根に達した。多分夜叉神峠から高谷山を経てドノコヤ峠、唐松峠から櫛形山の方へ抜ける尾根だろうと思った。尾根へ出てしばらく下ったところがドノコヤ峠だった。バスを下りたところからP1040187歩き始めて2時間50分程かかったことになる。(5分10分程休んだ時間を含めて)

 野呂川側は大きく崩れている。以前はここの峠から峠道が直接下ったのだろうが、崩れていてとても降りれるような状況でない。峠から先の高みに登り、そこから下りの道が始まった。

P1040194 しばらくは昔の峠道という感じでジグザグに下っていくと沢に降り立った。これがドノコヤ沢か。強くなった日射しで石や砂の照り返しがあったりで暑い中を、沢の流れを左右に渡ったりしながらかなり下っていったところに鉱山跡を示す大きな岩があった。ドノコヤ峠から1時間程で鉱山跡に着いたことになる)

 沢から登ったすぐのところの石垣で作られた平地でお昼を食べながら、ファンクラブの方の芦安鉱山跡についての話を聞く。その後、鉱山跡を案内してくれた。苔むした石垣で作られた平地を過ぎると、有刺鉄線に囲まれた火薬庫の建物がまだ残っていた。鉱石を選別していらなくなった瓦礫を捨てた場所(ズリ場というらしい)や、圧巻の坑道口も見た。
 残念ながら、私が一番見たかった分校跡は、出発の時間の関係もあり見ることが出来なかった。そうでなくても私はもう歩き廻る力の限界だったかもしれない。P1040205

 帰りに向かいまたドノコヤ沢を登るのだが疲れがたまったのだろうか、足が攣り始め自由に歩けない。ファンクラブの方が攣りにすぐ効く薬を飲ませてくれたり、リュックをしばらくの間背負ってくれたりしてくれて、本当に助かった。おかげでようやくドノコヤ峠に帰り着いた。
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 峠からは下りで大分楽になったが、しかし落ちれば大けがをするだろうと思われようなガレ場のトラバースが何箇所かあってとても気が抜けない下りが続いた。

 御勅使川の沢へ下りきりホッとした。少し楽になった気持ちで、沢の流れを右へ左へと渡り、ようやく車のところまで辿り着いた。

 最初にも書いたが、芦安鉱山跡に辿り着くのは、正に聞くに勝る難路で遠かった。ファンクラブのみなさんの援助がなければとても行ける場所ではなかった。
 それでも前々から行きたい行きたいと思っていたドノコヤ峠を越え、芦安鉱山跡までなんとか行くことが出来てとてもうれしかった。おまけにファンクラブさんから綺麗な修了証書までいただいた。
 今回の山行きを企画してくれた芦安ファンクラブ、そして同行してくれたファンクラブのみなさんに心から感謝を申し上げる。本当にありがとうございました。

                    ( 平成28年5月22日登る )

 

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2016年5月 7日 (土)

「竹日向」はとんでもなく全国的に有名なところ

< 私が塔岩天神峠やダアス峠を歩くのにいつも出発地としている甲府市「竹日向」がとんでもなく全国的に有名なところだということを、今回ダアス峠山を歩く(平成28年5月5日)のに際して、インターネットを調べていて知った。>

 専門的なことはよくわからないのだけれど「タレン石」とか「ガドリン石」とかいうとても貴重な珍しい鉱物が、この竹日向近辺で見つかっているのだという。ホームページ資料によっては「日本国内唯一」とか「山梨県の代表的鉱物産地」などという表現が飛び交っている。

 あるホームページによると、先日私が歩いたダアス峠山の近くからもその鉱物が採集されているというのだ。ダアス峠脇にあった石仏の写真が載っていたりして・・・。
 また、以前行ったことがある集落上の神社のさらに上に見えていた大きい砂防ダムの辺り、竹日向沢の写真が載せてあったり・・・。

 鉱物の専門家や収集家?には「竹日向」は、有名なところだったということだ。自分がいつも歩きまわっているところから貴重な鉱物(専門家や収集家にとっては宝物だろう)が採れるなんて何となくワクワクするではないか。 

 参照 ; 「今日も峠を行く 塔岩町天神峠(団子峠)その3」

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2016年3月19日 (土)

映画「エヴェレスト 神々の山嶺」を観る

映画「エヴェレスト 神々の山嶺」を観た。朝早いのにもかかわらず相変わらず映画館は混んでいた。三連休初日だからだろうか。私の観たこの映画は半分ぐらいの入りか?

 現地ロケが沢山あったようで迫力は満点だった。スタッフも俳優も苦労しただろう。期待した素晴らしいエベレストの眺めもあったが、話の筋からむしろ恐ろしいという感じの方が強かった。そして話が突飛で最終的には登山での死を美化しているような傾向があり上手くないなと思った。

 幸いスタッフ俳優のがんばりと尾野真千子の抑えたいい演技で、前に観た市川海老蔵出演の「一命」の様に「観なければよかった」という気持ちの映画には寸前でならなかった。

<スタッフ>
 監督;平山秀幸/原作;夢枕獏・「神々の山嶺」/脚本;加藤正人/プロデューサー;井上伸一郎
<キャスト>
 岡田准一;深町誠/阿部寛;羽生丈二/尾野真千子;岸涼子/ピエール瀧;宮川
<データ>
 製作年;2016年/配給;東宝、アスミック・エース/上映時間;122分

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