カテゴリー「八ヶ岳 山と峠」の22件の記事

苔むす森林と静かな湖の北八ッ

2017年6月11日 (日)

久しぶりに「飯盛山」へ

Kurinso002 平日の朝早くということもあるのか小海線清里駅で降りたのは、数人。ごく最近再建されてというあの萌葱の村「ロック」方面でなく、駅前をすぐ左方向に曲がり進む。
 まもなく国道141号線を横切り、下り気味にアスファルト道を平沢集落に向けて歩く。千ヶ滝への道を右に分けると、橋を渡り長野県に入る。少し登り気味に進むと平沢集落だ。
 平沢峠方面へ車道を分け進むと、すぐ登山道になる。細い丸太で階段状に作られたとても広い登山道だ。むしろ遊歩道という感じ。途中登山道脇にクリンソウが咲いていた。林の中の道が終わり、周りが見渡せる広場に出た。屋根はあるのに中にベンチがない中途半端な東屋でしばらく休憩。

Mesimoriyama002 東屋のあったところからも広い登山道が続く。やがて左方向の尾根にレンゲツツジのピンク色が見え、文字通り飯を盛ったような飯盛山が右正面に見えてくる。次第に眺めのよくなった登山道を進む。しし岩方面からの道を合わせるとすぐ頂上だった。Mesimoriyama004

 記憶だとすっきりした独立峰だったような気がするが、北側を見るとすぐそこに同じぐらいの高さの山が見えた。麓から見る場所によっては双耳峰に見えるのではないだろうか。頂上からは、残念ながら八ヶ岳や南アルプスの山々の頂上はどこも雲に隠れ見えなかった。それでも気持ちのよい風の吹く山頂で、360度の展望を楽しんだ。

 下りは、しし岩方面へ。ほとんど平坦な尾根道だった。しし岩(平沢峠)には広い駐車場があり、沢山の車が停まっていた。バスも停まっていて、先ほどすれ違った団体ツアー客かなと思ったのだった。

 しし岩からまたしばらく山道を下り、その後は麓の野菜畑が続く高原のアスファルト道をてくてく野辺山駅へ向かった。

    (平成29年6月9日歩く)

<クリンソウ>
学名;Primula japonica/分類;サクラソウ科 サクラソウ属/開花時期;4~6月/分布;北海道から四国/生育地;山地の湿地や沢沿いなど/花言葉;物思い 幸福を重ねる 物覚えのよさ

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2016年9月29日 (木)

吐竜の滝 川俣渓谷を歩く

<勧学院中北教室第27期生OBハイキングクラブの仲間と、秋の吐竜の滝を見て川俣渓谷を歩きました。私にとって吐竜の滝へ行くのは何年ぶりでしょうか。

Koumisen002 清里高原道路(県道28号)の八ヶ岳高原大橋を渡り、しばらく行ったところ左側に「吐竜の滝」の看板があり、そこを左に入り狭い舗装道路をしばらく下ったところに吐竜の滝駐車場があった。20台ぐらいは停められる広い駐車場だ。折しも地元消防署の遭難者救助の訓練中のようで、気を引き締め出発した。Doryunotaki002

 駐車場から遊歩道のような広い道を進み、小海線の鉄橋下を通り過ごすとすぐ吐竜の滝だ。以前若い頃、ここには何回か来たはずだが記憶は薄れ初めて来たような感じだった。ここのところの雨のせいもあるのだろう、水量も多く周りの緑にも映え、見事な滝の眺めだ。八ヶ岳に降った雨や雪の伏流水もあるというからすごい。

 しばらく滝の眺めを楽しみ、その後川俣渓谷をさらに上流に遡った。途中名前のついた小さな滝や岩があり、どれも豪快さはないけれど、沢沿いの木陰道は夏は涼しいだろうし、これから先の季節紅葉の頃のハイキングは更によさそうだなあと思ったのだった。40分ほど遡ったところで、この先土砂崩れ等で通行不能ということで引き返した。(最初から承知していたことだが)引き返す途中から渓谷を外れ、県営牧場に上った。
 八ヶ岳に向かって牧場の端の遊歩道を歩いた。途中休憩したBokujyo002ときには、寄ってきた沢山の牛と網越しに戯れ楽しかった。また牧場の向こうには、八ヶ岳赤岳や、反対側遙か向こうに雲がかかった富士山も眺めることが出来た。

 牧場の中を横切る舗装の道があり、今度は牧場の反対側を下ることになった。このあたりから見下ろす景色は絶景で、牧場の牛や植えてある松越しに遙か向こうに富士山や茅ヶ岳などの盆地を囲む沢山の山々が見渡せた。

 牧場からまた急な山道を川俣渓谷に下った。吐竜の滝を再度写真に納め、駐車場に戻った。

                    (平成28年9月27日歩く)

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2015年10月11日 (日)

NHK BS「グレートトラバース2~日本二百名山一筆書き踏破~」を観る

 NHKBSプレミアム「グレートトラバース2~日本二百名山一筆書き踏破~」を観ている。今回は、山梨近辺の八ヶ岳、南アルプスも登るということで特に楽しみにしていた。

 八ヶ岳東西天狗岳の場面には中山峠、本沢温泉などが出て来て懐かしかった。茅ヶ岳への登りもそうだったが、もう少し詳しく時間をとったレポートがあればと残念だった。
 鋸岳は釜無川源流側から登ったようだが、厳しい登りをいつものように見事に登り切った彼は素晴らしい。レポートも楽しかった。本人は負傷の後で大変だったろう。

 北沢峠から広河原までも歩いたようだが、とにかくどこも歩いて踏破しようという意欲はすごい。間ノ岳から農鳥岳の稜線歩きは気持ちよさそうだった。彼も余裕をもって楽しそうに歩いていてよかった。

 とにかくすごい体力と意欲だ。観ていて気持ちがいいくらいだ。田中陽希さんの人柄もいい。素直に自分の気持ちを語っている。山頂で快くみんなのサインや写真にも応じている。
 しかし、みんな遠慮すべきだ。必死に山へ登っている田中陽希さんの気持ちを理解していない。そっと見守るというようにすべきだと思った。

 番組のももいろ何とかというアイドルグループは、ファンには怒られてしまうかもしれないが、この番組には不釣り合いで余計だ。NHKは時々こういう起用をするが上手くない。少しでもその時間に田中陽希のレポートをした方がいい。田部井淳子さんのコメントは少しぐらいあってもいいが・・・。

 これから九州まで踏破の旅は続くようだが、怪我をしないよう無事に二百名山踏破が達成できるよう祈っている。番組もこれからも何回か続くようで楽しみにしたい。

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2014年5月30日 (金)

北八ヶ岳 麦草峠から丸山・高見石・白駒池を歩く

Mugikusa002 <ハイキングクラブの仲間と残雪残る北八ヶ岳麦草峠から丸山高見石白駒池を歩きました。3年半ぶりの北八ッです。>

【 歩 い た 日 】 平成26年5月28日(水)
【コースと時間】  麦草峠10:25-11:10休憩(軽アイゼン装着)11:20-11:45丸山11:55-12:25高見石13:25-14:00白駒池-ニュー分岐-14:15休憩14:25-青苔荘-15:15麦草峠
【  地  図  】  「 1:25,000地形図 蓼科 」 平成2年2月 国土地理院
Syojyobakama002
 麦草峠の駐車場には、既に5~6台の車が駐まっていました。皆さんどこを歩いているのでしょうか。出発準備ストレッチ体操の後出発です。麦草ヒュッテは閉まっていました。

 麦草峠はまだ枯れ野原でしたが、ショウジョウバカマがちょこっと咲く登山道を、旧麦草峠を通り、森林の中に入りました。

 しばらく登ると残雪が見え始めました。登山道に雪を抜いて落ちた跡がいっぱいMaruyama002見え始め、凍ったりしているところがあったりし始めたところで休憩を兼ねて軽アイゼンを着けました。

 歩いた跡もあまりなく、ルートが少しはっきりしなくなりました。木に巻き付けてある赤布もしっかり確認しながら登ります。1時間ちょっとでようやく丸山に着いた時には、さすがほっとしました。

 丸山からの下りにも残雪はいっぱいで、とてもアイゼンは外せません。Shirokoma002

 高見石小屋の広場には、もう沢山の人が座ってくつろいでいました。昼食後、高見石の岩場に登り、展望を楽しみました。あいにく雲が出ていて遠くは見えませんでしたが、白駒池を見おろし、茶臼山、蓼科山、中山、ニュー、佐久平などは眺めることが出来ました。

 高見石からの下りも残雪がいっぱいで、アイゼンは結局白駒池まで外せませんでした。Kitayatu002_2

 白駒池湖畔を時計反対回りで、ニュー分岐、八千穂高原への下り分岐、青苔荘前を通り、白駒池駐車場方面へ向かいます。季節には苔がとてもきれいな林の中ですが、雪に埋もれた林の中の眺めもまた乙なものです。
 駐車場手前から、麦草峠へ向かいました。そんなに急な山道ではないのですが、今日の疲れがあったのかとても長く感じたのでした。

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2013年11月12日 (火)

八ヶ岳棒道を歩く

Bomiti002_3 勧学院中北教室ハイキングクラブの仲間と/

 道々の観音様に心癒され/

 信玄の野望に思いを馳せる/

 紅葉真っ盛りの八ヶ岳棒道を歩きました/

Bomiti005_5

< スパティオ小淵沢  ~  三分一湧水  ~  小荒間の番所跡 ~  信玄棒道(上の棒道) ~ 火の見櫓跡  ~ スパティオ小淵沢  山水樓「龍淵」で昼食 > 

 
 

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2010年11月 7日 (日)

久しぶりに北八ッを歩く 白駒池 高見石 麦草峠

【コースと時間】 甲府6:45=7:45清里=8:10海尻=8:16松原湖=8:45白駒池駐車場9:00-9:15白駒池9:20-10:05高見石10:40-10:55丸山山頂-11:55麦草峠12:15-旧峠-12:40白駒池駐車場12:50=八千穂=松原湖入口=15:10甲府

 久しぶりに北八ッを歩きました。北八ッは実に八年ぶりです。(*)

 いつものように海尻から国道を外れ松原湖へ直接向かいました。松原湖手前途中からYokodake001は、赤岳、横岳、硫黄岳がよく見えました。天気は、雲一つなく、風もない本当に穏やかな天気でした。

 白駒池駐車場には、それでも車が5~6台駐まっていました。さすが寒い。支度をしてすぐ出発。白駒池まで15分ほどでした。もうとうに紅葉は終わっていて、池の岸には氷が張っていました。

 高見石に登る山道もところどころ白い霜に覆われていました。霜柱も立っていSirokomaike002ました。高見石小屋では、アルバイトらしい若者が屋根に布団を干していました。

 高見石からは360度見渡すことが出来ました。白駒池上の山の遙か向こうには関東平野(?)が望まれました。(写真ではよく見えませんが。)

 高見石小屋で美味しいコーヒーをいただき、丸山へ向かいます。15分ほどKori0011で山頂。登りに比べて丸山山頂から麦草峠までの下りは結構時間がかかりました。1時間で麦草峠着。麦草ヒュッテはお休みで、閉まっていました。ちょっと風が吹いていましたが、朝ほど寒くもなく、穏やかな峠の隅っこでお昼としました。

 麦草峠からは、今回は旧峠へ戻り林の中を白駒池に向かいました。(以前、同じコースを歩いた時には麦草峠から国道を白駒池駐車場まで歩きました。)20分ほど林の中を歩いたところで、国道まで0.1Kmの表示があり、そちらに向かい国道へ出るとすぐそこが駐車場でした。   
                     (平成22年11月5日歩く)

 (*) 昭和52年11月 3日 「白駒池 」「高見石 」「丸山 」「麦草峠」
     昭和60年8月24日 「白駒池 」「高見石 」「丸山 」「麦草峠 」
    
 平成14年 8月10日 「麦草峠 」「旧大石峠 」「おとぎり平 」「駒鳥池 」

 私が初めて北八ヶ岳に行ったのが、この昭和52年11月の文化の日でした。海尻から入る松原湖への近道はまだ知らず、わざわざ八千穂を経由して白駒池に向かいました。白駒池の駐車場はこの頃は無料でした。
 この後、北八ッの素晴らしさに惹かれ、頻繁に北八ッに通うようになったのでした。
   
 

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2010年9月13日 (月)

北杜の山々に魅せられて

 昨日、山岳シンポジウム 北杜の山々に魅せられて~「杜のまち・ほくと」の魅力を語る~というイベントに行ってきました。会場は、甲府からはちょっと遠くて、北杜市長坂コミュニティーステーションでした。結構大勢参加していて、ホールがいっぱいでした。400人ぐらいかな。

 最初の田部井淳子さんの講演は、偉ぶらず、謙虚に山登りの魅力を、体験を踏まえて面白く語っており、大変楽しく聞くことができました。

 パネルディスカッションでは、コーディネーターを山と渓谷社の神長幹雄さんがつとめ、田部井さんの他、北杜市長白倉政司さん、先日の山の博覧会でもお話をされていた青年小屋の竹内敬一さん、アルパインクライマーの天野和明さんが北杜を中心としたの山の魅力について語っていて興味深かったです。
 特に、竹内さんと天野さんは、物静かでいかにも山が好きだというような感じの山の話でよかったです。
 質問した人たちも、変にしつこくなくさらりとした質問で好感が持てました。

 私は、北杜の山の魅力を語るのでは、「奥秩父西端・わが町の山々」の矢崎茂男さんも参加すれば面白かったのと思いました。低山、里山の魅力を語って欲しかった。

 派手な大風呂敷を広げたような山のイベントでなく、山が本当に好きな人たちの集まりのような気がして、参加してよかったと思いました。

 

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2008年8月26日 (火)

ほろ酔い黒百合

 東京へ行く機会があり、時間があるとよく新宿の紀伊國屋書店へ立ち寄ります。写真や山の本のコーナーへ寄るのが楽しみなのです。

 先日は、「ほろ酔い黒百合 北八ヶ岳・山小屋主人のモノローグ」を買ってきました。黒百合ヒュッテの山小屋主人米川正利さんのエッセイ集です。40年間に渡り、山小屋の主人として過ごしてきた米川さんの生活の一端がわかるとてもいい本でした。読んでいて、楽しくなるところ、大変だったんだなと感じるところもありました。

 自分の山行きの日々を思い出します。中山峠から尾根づたいに天狗岳に登り、下りのスリバチ池付近から眺めた黒百合ヒュッテが懐かしく思い出されました。

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2006年7月30日 (日)

八ヶ岳地蔵尾根を登る

Dsc_3009 コマクサに逢いに出かけたが、残念、逢えなかった。

 7時10分、美濃戸を出発。今日も南沢を、(駐車料一日1000円は少し高いよな)とか(林道で車、底を突いたけど大丈夫かな)とか、およそ山登りにふさわしくないことなど考えながらひたすら歩く。夫婦連れを何組も追い越した。先日降った雨の影響だろうか、南沢の水はゴーゴーという音をたてて流れていた。そのうち、いつものザーザーという流れの音になり、やがてほとんど聞こえなくなり、行者小屋が近づく。結局、ほとんど休まず、1時間50分で行者小屋へ。

 今日は、地蔵尾根を登る。30分ほどで森林限界を通過、クサリとハシゴの岩場をもう少しで地蔵尾根の頭というあたりから雨がぽつりぽつりと降り出す。赤岳から横岳への尾根をコマクサを求めて、横岳を目指すが、二十三夜峰を少し行ったところ(日ノ岳?)でますます雨が激しくなり、風も強くなり、私の力ではここまでと考え、結局引き返すことにした。ここまででは、コマクサを見ることは出来ないのだ。 

 雨の中、足下のチシマギキョウ、タカネツメクサなどいくつかの花の写真を撮りながら行者小屋へ戻る。残念な気持ちと疲れで、 美濃戸まで2時間10分と行きよりも大幅に時間がかかってしまった。

 上の写真は、行者小屋前で撮った赤岳から横岳への尾根と「地蔵尾根」を登る人々。(拡大して見て欲しい。この時は雨も降っていないのに。)

 ついでに、もう一枚の下の写真は、「文三郎道」を赤岳へ登る人々。(地蔵尾根途中から。)
Dsc_2974

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2006年6月11日 (日)

「北八ヶ岳花守記」 みどり池・しらびそ小屋

 先日、甲府では大きい本屋さんR堂へ行った折、いつもそうするように山Nagareの本のコーナーへ寄った。「北八ヶ岳花守記」という本が目に入り、購入した。しらびそ小屋主人の半生記だ。

 読書力が落ちたのか、最近は一冊の本を読み終えるのに結構時間がかかるのだが、この「北八ヶ岳花守記」は、今日の日曜日、朝からいっきに読み終えてしまった。

 私がみどり池・しらびそ小屋へ行ったのは、平成13年9月・・・もう5年も前になるのか・・・。
 この本にあるような物語があMidoriikeったとは、その当時知らなかった。

 トロッコの廃軌道が残る山道を一人歩き、行き着いた先にみどり池・しらびそ小屋があった。静かな雰囲気で、みどり池は満々と水を湛え、水面に森のみどりが映り、その上正面に天狗岳が見えていた・・・。

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